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大会1日目| X Games Chiba 2023

公開日: 2023/05/13

雨天でも関係なし!1日目のX Games Chiba 2023で、モンスターエナジーチームは金2つ、銀1つ、計3つのメダルを獲得。

雨天でも関係なし!1日目のX Games Chiba 2023で、モンスターエナジーチームは金2つ、銀1つ、計3つのメダルを獲得。
 
日本での開催が2回目となる今回のX Games Chiba。一日中降り続いた雨により1日目の競技はすべて中止となり、波乱の幕開けとなった。大会主催者はこれを受け、前日の予選結果に基づいて4つの競技(BMXパーク、女子スケートボードストリート、男子・女子スケートボードパーク)のメダルを授与することを決定した。
 
残りの7つのメダル種目は2日目に争われる予定だ。
 
1日目のモンスターエナジーチームの結果を以下で紹介していこう。

BMXパーク
サンドバル(Sandoval)が2つ回目のX Games金メダルを獲得
 
傷との闘い:競技に臨めるか確信が持てないまま来日したサンドバル(28歳・カリフォルニア州コロナ出身)。彼は、2週間前にナッシュビルで開催された2023年モンスターエナジーBMXトリプルチャレンジ決勝で肘の過伸展を起こした。負傷した肘をかばうために千葉ではほぼ練習できないながらも、彼は痛みと闘っただけでなく、大会で最も高いエアを披露した。まさに敵なし!
 
大技を決める「予選に臨んだ時、翌日に雨が降る可能性があることはみんな知っていて、これが最終結果になる可能性があることは知らされていた。だから、みんな全力を尽くしていた」とサンドバルは語った。
 
そして彼も自分を駆り立てた!サンドバルはラン2本目で本大会最も大きなトリック、大きなダブルフレアをいきなり決めた。続いて、360ウインドシールドワイパー、ノーハンダー、360ダブルダウンサイドテールウィップ、大きな540フレア、ハンドプラント、キャンキャン、ノーハンダー、ダブルテールウィップを組み合わせて87.00点を記録し、金メダルを獲得した。
 
ジンクスを破る:サンドバルがX Gamesでメダルを獲得するのは久しぶりのことだ。2015年にオースティンで開催されたX GamesのBMXパークで彼はすでに金メダルを獲得しているが、最近表彰台に上がったのは銅メダルを獲得した2017年のX Games Minneapolisだった。
 
「最後に獲得したメダルは2017年まで遡る。僕は結果を残すためにここにやってきた。そして、全力を尽くした。本大会に参加するという判断は間違いなく正しかったよ」とサンドバルは語った。彼は完全に復活したと言っても過言ではないだろう!
 
サンドバルが1日目までに獲得しているX Gamesメダルは計4個だ(金3、銅1)。

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女子スケートボードストリート
レアウ、X Games Chiba 2022の金メダル防衛に成功
 
前回大会勝者:ライッサ・レアウ(Rayssa Leal)は弱冠15歳にしてトーナメントで最も力のあるストリートスケーターへと成長した。来日前に、このブラジル出身の天才児は、SLS Chicago 2023でストリートリーグ・スケートボーディング(SLS)大会5連勝を決めている。そして、レアウはX Games Chiba 2022、つまり前回大会金メダリストでもあることも忘れてはならない。
 
開始から好調:X Games Chiba 2023のラン1本目、レアウはスタイリッシュな動きでコース最大の障害物14段のハンドレールに挑み、勝利につながるパフォーマンスを決めた。14段レールをバックサイド・リップスライド、プラットフォームをキックフリップで進み、スモールレールをキックフリップ・バックサイドリップスライド、フロントサイド・フィーブルグラインド、スモールレールでフロントサイド・ブラントスライド、カーブレッジをバックサイド50-50、そしてビッグレールをバックサイド・スミスグラインドと完璧なランで88.33点を記録し優勝した。
 
マイルストーンの達成:レアウにとって2つ目のX Gamesの金メダルが、彼女の増え続けるトロフィーコレクションに加わった。彼女は2022年のSLSスーパークラウンの世界チャンピオン。2020年東京五輪の女子スケートボードストリート種目では銀メダルを獲得している。2019年、11歳の時にSLSツアー1戦で勝利して最年少記録を更新し、昨年は女子スケートボードストリートで最年少X Games金メダリストになった。歴史的瞬間を見届けよう!
 
レアウは現在、2つのX Games金メダルを保有している。

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女子スケートボードパーク
モンスターアーミーライダーのルビー・リリー(Ruby Lilley)が銀メダルを獲得
 
もうアマチュアとは言わせない:現在、モンスターアーミーアスリート育成プログラムの支援を受けているカリフォルニア出身の16歳、ルビー・リリーはトッププロを相手に渡り合えることを証明した。2022年、全米スケートボード選手権で2位、レッドブル・コールドボウル・フィリー・ウィメンズ・インビテーショナルとエクスポージャ・バート・オープンプロ・ファイナルでは優勝した。リリーの時代がやってきた!
 
アメリカの不調を終わらせる:2022年のX Gamesでは、千葉でもカリフォルニアでも、女子スケートボードパークでアメリカ人ライダーが表彰台に上がることはなかった。しかし、リリーのランはその状況に終わりを告げた!
 
3度目の正直:3回目のX Games出場で、リリーは2位に食い込み、注目を集めた。1本目のランで、ボックス上をバックサイド・グラブ、ビッグクォーターパイプでバックサイド・エア、ディープエンドコーナーでバックサイド・ノーズグラインド、ビッグウォールをバックサイド・ディザスター、5-0グラインドからテールスライド、リーエンディザスター、クレイルスライド、そして5-0グラインドを決めて73.66点を記録し、銀メダルを獲得。この先の活躍にも期待!
 
1日目の銀メダルはリリーにとって初のX Gamesメダルとなった。
 

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