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アレックス・ペレイラ、UFCライトヘビー級世界王座を防衛!

公開日: 2024/10/07

モンスターエナジーのアレックス・ペレイラは、UFC 307でカリル・ラウントリーJr.にTKO(テクニカルノックアウト)勝利し、UFCライトヘビー級王座を防衛した。

不動のナンバーワン!モンスターエナジーは、ユタ州ソルトレイクシティで開催されたUFC 307のメインイベントで、カリル・ラウントリーJr.をTKOで退け、ライトヘビー級タイトルを死守した37歳のブラジル人MMAファイター、アレックス・ペレイラを祝福したい。ブラジル、サン・ベルナルド・ド・カンポ出身の現チャンピオン、アレックス・ペレイラは、第4ラウンド4分32秒に勝利を収めた。

この壮絶な4ラウンドの戦いは、ペレイラと彼の対戦相手であるカリル・ラウントリーJr.にUFCの5万ドルのファイト・オブ・ザ・ナイトボーナスが贈られた。

UFC 307:ペレイラ対ラウントリーJr.は、ソルトレイクシティのデルタセンターに17,487人という満員の観客を動員して開催された。メインカードの5試合に加え、充実したプレリミナリーカードとアーリープレリミナリーカードも充実した内容となり、メインカードはESPN PPVで世界中に生中継され、プレリミナリーファイトはESPN+でストリーミング配信された。

モンスターエナジーのペレイラ(12勝2敗)は、3度目のUFCライトヘビー級王座防衛戦のためにオクタゴンに足を踏み入れた。彼は2023年11月のUFC 295でイリー・プロハースカを破り、最初のベルトを獲得した。6月に行われたUFC 303でのプロハースカとの再戦で、強烈なハイキックによるノックアウトで勝利を決めている。

ペレイラのタイトル挑戦者であるカリル・ラウントリーJr.(カリフォルニア州ロサンゼルス出身 34歳)(14勝6敗)は、5連勝中でソルトレイクシティに乗り込んだ。ラウントリーは2023年12月のUFCファイトナイトでアンソニー・スミスをノックアウトし、直近の2試合でパフォーマンス・オブ・ザ・ナイトボーナスを獲得した。ソルトレイクシティでタイトルに挑む時が来た。

試合開始後、両者ともに手加減なしのパンチを繰り出した。ラウントリーは得意のサウスポースタンスからの強烈な打撃を繰り出した。一方ペレイラは、攻撃をかわし、戦略的なジャブとローキックで応戦し、高度な試合コントロール能力を見せた。
 

第2ラウンド、ペレイラのハイキックが空振りに終わり、挑戦者はチャンスを見つけ、強烈な右ストレートをヒットさせてチャンピオンをダウンさせた。しかし、この流れはペレイラの闘志をさらに燃え上がらせた。第3ラウンド、防衛チャンピオンであるペレイラは、強烈なジャブと衝撃的なカーフキックのコンビネーションでラウントリーを圧倒した。

第4ラウンドを迎える頃には、明らかなダメージを負ったラウントリーは、ペレイラのパンチコンボの猛攻をまともにくらった。そして、ボディショットの連打で挑戦者ラウントリーがケージのフェンス際で崩れ落ち、レフェリーのマーク・ゴダードが第4ラウンド4分32秒に試合をストップ。ペレイラがTKO勝利を収めた。

「この試合は俺の中の最もタフな戦いの1つだった。予想通りだ。彼を疲れさせることは俺の試合の計画だった。第2ラウンドでラウントリーのスタミナを落ち始めたのがわかった。それによって俺のスタミナは上がる一方だったよ。」と、ソルトレイクシティのUFC 307でタイトルを防衛したモンスターエナジーのペレイラは語った。

ソルトレイクシティでの勝利は、UFC男子ライトヘビー級チャンピオンのペレイラにとって3度目の防衛成功となり、現在ペレイラは5連勝中となる。現時点で、彼は3人のタイトル挑戦者を全てノックアウトで下している。彼のトップへの駆け上がりは目覚ましいものだ。プロの試合14戦を通して、ペレイラは2つの階級で2つのUFCチャンピオンシップタイトルを獲得した。

ペレイラは2021年11月のUFC 268でUFCデビューを果たし、UFC 281でイスラエル・アデサンヤを破り、UFCミドル級王座を獲得した。それ以前は、WGPキックボクシング世界ミドル級チャンピオンであった。彼はグローリーミドル級およびライトヘビー級チャンピオンタイトルを保持し、グローリー殿堂入りを果たしている。