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村瀬心椛が女子ベストスタイル賞・ベストライダー総合賞を獲得 | Rip Off Session

公開日: 2024/04/22

スヴェン・ソーグレン(Sven Thorgren)主催の招待者限定スノースポーツ大会で、世界のエリートライダーたちがスウェーデンのクレッペンスノーパークに集結。

今季のスノーボードシーズンを締めくくりはグラスルーツ大会となった。スウェーデンのクレッペンスノーパークでモンスターエナジーライダー・スヴェン・ソーグレン ( Sven Thorgren)が主催した招待者限定スノーボード大会「リップオフセッション」。この大会で、女子ベストスタイル賞およびベストライダー総合賞を獲得したチームライダー村瀬心椛 ( Kokomo Murase ) をモンスターエナジーは称えたい。岐阜県出身で19歳の心椛には、ベストライダーの賞金として5万SEK(約70万円)とベストスタイルの賞金2万5千SEK(約35万円)が授与された。

また、22歳のスイス人チームライダー・パトリック・ホフマン( Patrick Hofmann )は、男子ベストスタイルとして賞金額2万5千SEK(約35万円)を授与された。そして、スウェーデン・ストックホルム出身29歳のソーグレンは、自身主催の大会でライバルたちよりも高く舞い上がり、ハイエストエア賞で2万5千SEK(約35万円)を獲得した。

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2024年4月、世界中からトップライダーたちが集結する招待者限定のスノースポーツ大会として、リップオフセッションが開催された。この大会は、2006年から2010年までクレッペンスノーパークで毎年開催されていた伝説の競技会オックスボーン・セッションからインスピレーションを得ている。

リップオフセッション用にクレッペンスノーパークにはコースに独自のヒップオブスタクル(障害物)が追加され、滞空時間の最大化とスタイリッシュなトリックを可能にした。ライダーたちは3部門(ベストトリック、ベストスタイル、ハイエア)での賞獲得に向け競い合った。DJセットや花火の打ち上がるフェスのような雰囲気の中で、ライダーたちは公開ジャムセッションで限界に挑戦する意欲をかき立てられたはずだ。

招待選手リストには、セージ・コッツェンバーグ( Sage Kotsenburg )、長谷川帝勝 ( Taiga Hasagawa )、ダスティ・ヘンリクセン(Dusty Henricksen  )、ジャド・ヘンクス( Judd Henkes )、アニカ・モーガン( Annika Morgan )、トルゲイル・ベルグレム( Torgeir Bergrem )、ステール・サンドベック( Ståle Sandbech )など、X Games優勝者、FIS世界チャンピオン、オリンピック金メダリストが含まれていた。

結果的に、心椛は多彩なトリックを披露しながら、巨大でスタイリッシュなフロントサイド360ステイルフィッシュで観衆を沸かせた。また、セッション中、絶えずレベルを上げ続けたスイス人チームライダーのホフマンは、スイッチバックサイド180メソッド、バックサイドロールジャパン、ヒップ上でバックサイド720メロンを投入し、男子ベストスタイル賞を獲得した。

最後に、大会主催者のソーグレンは、他の参加ライダーたちに見せつけるように、ヒップオブスタクル上でお手本のような巨大なメソッドで舞い上がり、ハイエストエア賞のトロフィーを獲得した。