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X Games Aspen 2025 - Day 1 ハイライト

公開日: 2025/01/24

アレックス・ホールがスキー・ナックルハックで金メダルを獲得!ゾイ・サドフスキシノットはスノーボード・ビッグエアで銅メダル、そして平野歩夢はスノーボード・スーパーパイプで銅メダルを獲得した。

アスペンに熱気を巻き起こす!バターミルクマウンテンは、凍えるような寒さにもかかわらず、X Games Aspen 2025の初日、モンスターエナジーのライダーたちは満員の観客を熱狂させた。

モンスターエナジーチームは最終的に、コロラド州アスペンスノーマスのバターミルクマウンテンで行われた第24回冬季X Gamesでの3つの競技で金メダル1個、銅メダル2個、計3個のメダルを獲得した。

メダルラッシュは、アレックス・ホール(Alex Hall :ユタ州パークシティ出身26歳)が男子スキー・ナックルハックで自身2度目となる金メダルを獲得したことから始まり、激戦が繰り広げられた女子スノーボード・ビッグエアでは、ゾイ・サドフスキシノット(Zoi Sadowski-Synnott :ニュージーランドワナカ出身23歳)が銅メダルを獲得。そして初日の締めくくりは、平野歩夢(Ayumu Hirano:新潟県村上市出身26歳)がモンスターエナジー男子スノーボード・スーパーパイプで銅メダルを獲得した。

X Games Aspen 2025、木曜日のチームの活躍を紹介する。

男子スキー・ナックルハック:アレックス・ホールが前人未到のトリックでライバルを圧倒!

あのトリックは何だ?世界のトップスキーヤーたちが、ビッグエア(通称「ナックル」)を決め、予測不能でクリエイティブなトリックを次々と繰り出す「ハック」。何が飛び出すか分からない、驚きの展開に期待が高まる。
男子スキー・ナックルハックを見ていた誰もが、アレックス・ホールが1回目のトライで繰り出した素早いボディスライドに度肝を抜かれた!ある人は「亀の滑り台」と呼び、アナリストのトム・ウォリッシュは「ポーランド風ドーナツ」と名付けた…。それが何であれ、この技でホールはリーダーボードのトップに躍り出た。

ストリートスタイルでスキーポールなしで滑ったホールは、2回目のナックルハックで金メダル獲得を確実なものにするため、これまで誰も成功させたことのない、スイッチテイルバターコーク540プルバック360を披露した。

モンスターエナジーのアレックス・ホールは、「何をやるか本当に決めていなかった!滑りながら考え、この試合を楽しもうと思っていたんだ!ここ数年は、他の人のためというよりは、自分のために滑るのが僕の戦略だ。」とAspen 2025でのナックルハック優勝後に語った。

二度目はうまくいく:ホールは、Xゲームズのナックルハックで2度優勝し、この種目史上2人目のスキーヤーとなった。この稀な記録を持つのは、彼のチームメイトであるコルビー・スティーブンソン( Colby Stevenson:ユタ州パークシティ出身26歳)だけで、彼もナックルハックで2つの金メダルを獲得している。

パシフィコ女子スノーボード・ビッグエア:ゾイ・サドフスキシノットが表彰台に返り咲く。

復活を遂げた!足首の骨折でX Games Aspen 2024を欠場したゾイ・サドフスキシノットが、猛烈な勢いでパシフィコ女子スノーボード・ビッグエア決勝にて返り咲き、銅メダルを獲得。見事な復帰を果たした!ライディングのレベルは?進化は桁外れ!すべてのライダーが1440を決め、観客を熱狂させる前人未到のトリックを連発し、その進化は目覚ましいものだった。

お楽しみは最後に:ゾイ・サドフスキシノットは、新しいプレーオフ形式の中で、戦略的に上位4人に食い込んだ。そして、決勝で渾身の滑りを披露し、この夜最高得点となるバックサイドトリプルコーク1440トラックドライバー・グラブを決め、92.66点を獲得。壮絶な戦いを制し、銅メダルを手にした。彼女が表彰台に戻ってきてくれて本当に嬉しい!

ゾイ・サドフスキシノットは、これでXゲームズのメダルを10個(金5個、銀3個、銅2個)獲得した。しかし、彼女の戦いはまだ終わらない。

金曜日には女子スノーボード・スロープスタイルに出場する。彼女の活躍を見逃すな!

モンスターエナジー男子スノーボード・スーパーパイプ:平野歩夢が3位に躍り出る

有終の美を飾る:アスペンでの素晴らしい初日は、モンスターエナジー男子スノーボード・スーパーパイプにおけるハーフパイプのレジェンドたちの対決で幕を閉じた。Xゲームズ金メダリスト、クリスタルグローブ受賞者、そしてオリンピックチャンピオンである平野歩夢を含むエリートライダーが集結したこの戦いで、ライディングのレベルは瞬く間にエスカレートした。

逆境に立ち向かう:ほとんどのライダーなら、大会で最も激しい転倒の1つを経験した後、その夜の競技を諦めていただろう。しかし、平野は違った!決勝の1本目で激しく転倒したにもかかわらず、複数の金メダルを獲得している彼は、完璧な滑りで立ち直り、表彰台を獲得した。キャブダブルコーク1440ウェドル、フロントサイド1260タックニーフロントサイドグラブ、バックサイド900ウェドル、フロントサイドダブルコーク1440テールグラブ、そして最後のウォールでの圧巻のスイッチ・バックサイド・アリウープ・ダブルロデオで、平野は92.33点を獲得し、銅メダルを手にした。

平野はこれでX Gamesのメダルを5個(金2個、銀2個、銅1個)獲得した。また、この種目ではオリンピック金メダル1個(北京2022)、銀メダル2個(ソチ2014、平昌2018)も獲得している。

X Games Aspen 2025の熱戦はまだ終わらない!X Gamesは残り2日間、熱戦が繰り広げられる予定だ。

視聴方法は、XGames.com、YouTube、Twitchで世界中どこからでも、そしてアメリカ国内ではESPN、ABC、さらにRoku Channelの独占デジタルライブストリームでの視聴が可能だ。.

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