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Images from the 2019 Air + Style Beijing FIS Snowboard World Cup On December 14, 2019.
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AIR + STYLE 北京 2019 – モンスターエナジー勢がスノーボードW杯で表彰台を獲得

Dec 232019

 ウインタースポーツで最大級となるエアリアルで壮観な祭典が、中国で新設されたばかりの会場で開催された!モンスターエナジー・チームに所属するスキーとスノーボードのアスリートたちが、「2019 AIR + STYLE北京FISスノーボードワールドカップ」で好成績を記録したのだ。首鋼工業団地内に新しく開設されたビッグエアの会場で、モンスターエナジーのアスリートたちがスキーのフリースタイルとスノーボード競技で合計3つの表彰台を獲得した。

カナダのブロモント出身、25歳のマックス・パロット(Max Parrot)は、激戦となった男子スノーボードのビッグエア部門決勝で華麗なエアトリックを披露し、優勝を獲得した。パロットは、スウェーデンのストックホルム出身の25歳、モンスターエナジーのチームメイトでもあるスヴェン・ソーグレン(Sven Thorgren)との接戦を制して勝利を手にし、ソーグレンは2位の表彰台に上がった。国際スキー連盟(FIS)公認のワールドカップイベントであるAIR + STYLE北京の女子スキー・ビッグエア部門決勝では、スイスのレンツァーハイデ出身、21歳のジウリア・タンノ(Giulia Tanno)が2位に輝いた。

AIR + STYLEは、エアリアルトリックの大技にフォーカスした招待制のスノーボード競技会として、1994年にオーストリアのインスブルックで初開催された。長年の間、世界で最も才能あふれるフリースタイルのスノーボーダーが集って開催されているこのスタジアムイベントは、音楽のライブ演奏、アクションスポーツ、アート、そしてカルチャーを融合させたグローバルなシリーズイベントへと発展した。2010年以来、AIR + STYLEシリーズ戦は必ず北京で開催されており、2017年の北京工人体育場での開催以来、FIS公認スノーボードワールドカップ競技会として位置づけられている。

今年は、世界最高のフリースタイルスキーヤーとスノーボーダーが新しい首鋼工業団地内のビッグエア会場で熱戦を繰り広げたことから、AIR + STYLE北京の歴史の中でも特別な瞬間となった。この施設は中国の首都、北京の西の郊外にある再開発された工業団地内に位置しており、中国のスノースポーツシーンを牽引する中心地となる上に2022年冬季オリンピックの公式会場としても使用される予定だ。

今日、AIR + STYLE北京では、世界最高峰のライダー達が難易度の高いエアリアルトリックを繰り出しながら大きく空中を跳び、熱い激戦を展開した。その様子を紹介しよう。

 

男子スノーボード・ビッグエア部門:

モンスターエナジーのパロットとソーグレンが表彰台の頂点を賭けて接戦を展開

 

モンスターエナジーのソーグレンは、昨年獲得した自身のキャリア2度目となる伝説のイベントAIR + STYLEのタイトルを防衛するために北京へ乗り込んだ。しかし、わずか10名のライダーだけが勝ち進むことのできる決勝を迎えると、スウェーデン出身のスノーボードの神童であるソーグレンは、チームメイトであるカナダ出身のパロットと優勝を争って激しい戦いに巻き込まれた。パロットは2019年8月のX Games Norwayで完全復帰を果たし、金メダルを獲得している。

 

ゲートからまっすぐに飛び出したパロットは、高速でスピンするキャブトリプルコーク1620インディをギャップの上で見事にメイク。92.75ポイントを獲得し、リードを奪った。ソーグレンは、新しいトリックのバックサイド1620ステールフィッシュをメイクし、競技会で初めて着地を成功させて反撃。その結果、93.25ポイントを叩き出し、リードを奪い返した。しかし、最終的には、パロットは究極の切り札を持っていた。パロットは空中で4回転半し、後ろ向きに着地するフロントサイドトリプルコーク1620ミュートを完璧にメイクし更に93.25ポイントを獲得。その結果、見事にAIR + STYLE北京の栄冠を勝ち取った。ソーグレンは2回目のランでフロントサイドトリプルコークミュートをメイクし91.75ポイントを獲得。パロットの優勝ポイントである186からわずか1ポイント差で2位となった。

 

 

 

 

「新しい会場はとにかく素晴らしいよ!ここは世界で最高のジャンプ用足場の1つだと思っている。本当に高く、そして遠くへ飛べるし、コンディションは素晴らしい。ライディングのレベルが軒並み高くなることからも、それが分かると思う。間違いなくとても厳しいコンテストだったよ。」と、2019 AIR + STYLE北京FISスノーボードワールドカップで優勝したパロットは言った。

 

今日の勝利は、AIR + STYLEを起点としたパロットの旅がちょうど1周したことを意味する。2018年11月に北京で競技に参加した直後、パロットはホジキンリンパ腫という悪性のガンと診断され、数ヶ月の間治療に専念していた。「昨年の本大会は、僕が闘病生活に入る前の最後のコンテストだった。だから、今年こうして戻ってこれて、優勝を手にすることが出来て本当に嬉しい。」と、パロットは語った。

 

パロットは、2019年8月にX Games Norwayで感動的な復帰を果たした。そしてビッグエア部門で金メダルを獲得し、自身のキャリアにおけるX Gamesでの獲得メダル総数は10個となった(金メダル6個、銀メダル4個)。ビッグエアの先駆者であるパロットは、世界で初めてキャブスピニングクワッドコークのメイクに成功しており、2014年のX Games Aspenで金メダルを獲得したスノーボードのスロープスタイル部門において、今回の表彰台候補の筆頭にも挙げられている。

 

パロットのモンスターエナジーのチームメイトであるソーグレンは、弱冠7歳でスノーボードに没頭し、その後伸び盛りの新星として競技会場の内外で頻繁にその姿を見かけるようになった。数々のテクニカルなトリックを縦横無尽にメイクすることで知られるソーグレンは、X Games Norway 2017のスノーボードスロープスタイル部門で金メダルを獲得しており、2013年と2018年のAIR + STYLE北京で優勝を飾っている。

女子スキー・ビッグエア部門:

モンスターエナジーのジウリア・タンノが手堅く準優勝を獲得

 

今年、AIR + STYLE北京ではスキーのフリースタイル競技が初めて導入され、会場は観客の大きな期待に包まれた。FISワールドカップのシリーズ戦に参加する一流の女子フリースタイルスキーヤーたちは、新しいスタジアムで驚異的なエアトリックを次々とメイクした。結果的にジウリア・タンノ(Giulia Tanno)は、多数の強豪ライダーたちに一歩もひけを取ることなく2位に入賞した。

 

首鋼工業団地内に新しく設けられた会場でライダーたちが高々と宙へ大きく飛び出し、最難関のエアリアルトリックを次々とメイクするにつれ、競技のレベルは激しく高まっていった。タンノは、最初のランでテクニカルな左ダブルコーク1080セーフティグラブのメイクに成功して優勝争いに参入したが、わずかに着地が乱れたため獲得したポイントは71.00にとどまった。2回目のランでは、タンノは後ろ向きにジャンプ台を飛び出してから大きく向きを変え、左900テールグラブをメイクして84.25ポイントを獲得し、最終スコアを155.25ポイントへと伸ばした。結果的に優勝したノルウェーのヨハンネ・キリ(Johanne Killi)に次ぐ2位の座を射止めた。

 

2019年6月にスポートミッテルシュール・エンゲルベルクカレッジを卒業したばかりのタンノは、フリースタイル競技に完全に照準を合わせて2020年のスキーシーズンを迎えている。11月の初旬、イタリアのモデナ・スキーパスで行われたFIS女子ビッグエアのイベントで2位を獲得し、タンノは、シーズンのスタートを切った。スイス出身のスノーボードの天才であるタンノは、8月に開催されたX Games Norwayのスキー競技ビッグエア部門でも銀メダルを手にしている。タンノは現在、X Gamesのメダルを3つ所有している(銀メダル2つ、銅メダル1つ)。そして、コロラドで開催される予定の2020 X Games Aspenにおける表彰台候補の1人として期待されている。

 

今回の北京でのアクションを見逃してしまったアメリカ在住のAIR + STYLEのファンは、公式FIS Freeski YouTube channelFIS Snowboarding YouTube channelですべてのランの様子を観ることができる。

 

また、今から数週間以内に開催される世界最大のウインタースポーツの祭典での、モンスターエナジー・スノーチーム全員の活躍を楽しみにしていて欲しい。X Games Aspenは、スキー、スノーボード、スノーモービル、及びスノーバイク各分野のエリートアスリートたちを集め、2020年1月23~26日にコロラドのバターミルク・マウンテンリゾートで開催される予定だ。

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