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Kevin Benavides at the 2018 Dakar
NEWS

2018年ダカールラリー - 大活躍のベナバイズ、故郷のファンの歓喜に包まれる

Jan 262018

 最も過酷で名誉あるオフロードレース、ダカールラリーで、モンスターエナジー・ホンダチームに所属するケビン・ベナバイズが、初の表彰台となる総合2位でゴールを通過し、コルドバのゴールアーチに集まった観衆や地元アルゼンチンで応援する数千人のファンたちを熱狂させた。

ペルーの首都リマから始まり、壮大な景観と変化の激しい天候のなか、約9000キロに及ぶ道のりを2週間で走破するダカール2018。その最終ステージは険しいレースとなった。HRCのチームメイトが犠牲になるなか、29歳のケビン・ベナバイズはゴールまで突き進み、喝采を浴びた。見事にホンダのダカール自己ベストとタイ記録となる総合順位2位を獲得したナンバー47番のベナバイズは、ケガのためにダカール出場を断念した2017年の苦い思い出を払拭することができた。

ケビン・ベナバイズは、世界で最も熱心なモーターサイクル、モータースポーツのファンたちに囲まれながら語った。「最高のダカールだったよ。すごく幸せで最高の気分さ。とてもタフなレースだった。最後の瞬間まで戦い続けた。僕たちには常にすばらしい戦略があったし、全体を通して上位で走り、一時はレースをリードしていた。最終ステージはトップでゴールし、最終的に総合順位2位でレースを終えられた。やれると信じていたよ。」

 

ダカールラリーは、多くの苛酷な状況や環境にさらされ、マシンの走行ペースとレーサーとしての勇敢さを試される、神経のすり減るような試練の連続である。さらに、正確なナビゲーション能力、ねばり強さ、果敢に状況を挽回する力も試される。ホアン・バレダ(Joan Barreda)は今年も3つのステージで1位を獲得したにもかかわらず、2週間の日程の半ばで左ひざを痛め、レースをリタイアせざるを得なくなった。マイケル・メッジ(Michael Metge)は後輪のトラブルが原因でステージ7でリタイアし、リッキー・ブラベック(Ricky Brabec)は上位を走り続け、南米の陸路の最終ステージ目前までホンダチームを引っ張っていたが、ステージ13での電気系トラブルによって無念にもリタイアとなった。そしてダカール2015で総合2位の成績を残したベテランライダーのパウロ・ゴンサルヴェス(Paulo Gonçalves)は、大会の前日に右肩と左ひざを痛め、その代役として若くて熱意あふれるチリ人ライダー、ホセ・イグナシオ・コルネホ(Jose Ignacio Cornejo)が選ばれ、注目を集めた。彼は自身トップ10のペースで快走し、最終ステージでは9位でゴールした。

ダカール2018の2つのステージが、ライダーたちにとってかなり危険なコースだったことは明らかだった。記念すべき第40回目となる一大イベントで、前回優勝者のサム・サンダーランド(Sam Sunderland)とヤマハのスピードスター、エイドリアン・ヴァン・ベヴェレン(Adrien Van Beveren)らがその餌食になった。フランス人ライダーのエイドリアンは今回が3度目の挑戦で、レースの中盤を首位で走っていた。表彰台のトップを獲得する見込みは十分にあると思われたが、全14ステージのステージ10で大きなクラッシュを起こし、リタイアとなった。

オフロードレースのレジェンドであるナニ・ローマは、リマの病院から退院してすぐにスペインへ帰国することになった。しかしケガの治療が終われば、彼はまず間違いなく、すぐにでもレースに復帰してくれるはずだ。

 

そして、二輪のライダーたちは、待ち望んでいた休養を満喫したあと、2018年FIMクロスカントリーラリー世界選手権に向けて、再びレースの準備に取りかかることだろう。

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