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Images from the Big Air Chur in Chur, Switzerland
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ビッグエアワールドカップ開幕戦

Oct 252021

興奮と共にシーズンが始まる!モンスターエナジーはスイスのクールで開幕したFISフリースタイル&スノーボードワールドカップにおけるモンスターエナジー・アスリートたちによるフリースキーとスノーボードの力強いパフォーマンスを祝福したい。エネルギッシュな観客たちの前で開催されたビッグエアフェスティバル・クールでは、モンスターエナジーチームのライダーが全種目で表彰台に上り、FISシーズンのランキングポイントを獲得した。

激しい争いが繰り広げられた女子スノーボード・ビッグエア決勝で、日本の岐阜出身、16歳の村瀬心椛が完璧なエアリアルで着地し、同競技の世界的エリートたちとの戦いで勝利した。男子スノーボード・ビッグエア決勝では、フィンランド、イーサルミ出身の22歳、レネ・リンネカンガス(Rene Rinnekangas)が2位になった。表彰台の3位には、スウェーデン、ストックホルム出身の27歳、スヴェン・ソーグレン(Sven Thorgren)が上がった。

予想のつかない女子フリースキー・ビッグエア決勝では、スイス出身の30歳、サラ・ヘフリン(Sarah Hoefflin)が地元の観衆の前で2位を飾り、壮大な男子フリースキー・ビッグエア決勝では、ノルウェーのオスロ出身で21歳のモンスターエナジーチームライダーの、バーク・ルート(Birk Ruud)が、3位でフィニッシュした。

ビッグエアとヘッドライナーのライブパフォーマンス。ビッグエアフェスティバル・クールは、新型コロナウイルスのパンデミックで非公開イベントとなったシーズンの後で、フェスティバル規模の観衆を迎えたライブイベントとして復活した。新型コロナウイルスの3Gルールに従い、フェスティバル会場へのアクセスは、ワクチン接種者,感染からの快復者またはコロナ検査実施者のみ認められた。

2021/2022 FISフリースタイル&スノーボードW杯シーズン開幕戦として、世界最高峰のアスリートたちがこの有名なスイスのリゾートで開催された同大会に集まった。フェスティバルの観客たちは、SIDO、Jan Delay、Apache 207などの国際的なレコーディングアーティストによるミュージック・パフォーマンスと、地球上で最高のビッグエア・アスリートによる目を見張るトリックを堪能した。ライダーたちは北京で開催される2022年冬季オリンピックへの出場を目指しているため、今年は特にハードルが上がっている。

シーズン開幕戦におけるチームモンスターエナジーの活躍ぶりを紹介していこう。

スノーボード・ビッグエア:モンスターエナジーの村瀬心椛が女子の部で1位に

 

フェスティバルの雰囲気はとても良かった。メインイベントのスノーボード・ビッグエア決勝では、世界のエリートライダーたちによるスタイリッシュなエアが観客を魅了した。女子決勝では、オーストリア、カナダ、フィンランド、ドイツ、日本から集まった8人のライダーが最高得点を目指して3回のランに臨んだ。3回の試技のうちの2回分の合計点で勝者がめられる。

 

モンスターエナジーの村瀬心椛は来年のオリンピックを視野に入れたランを繰り広げた。1本目のランで、村瀬は綺麗なバックサイドダブルコーク1080ウェドルグラブを決め87.75ポイントを獲得。2本目のランでも勢いを維持し、フロントサイド・ダブルコーク900ウェドルを決め86.00ポイントを獲得し、首位に立った。

 

ラストとなる3本目、村瀬は2021年のスロープスタイルとクリスタルグローブの総合優勝者であるアンナ・ガサー(Anna Gasser)によって2位に落ちるリスクがあった。しかし、ガサーがトリックの着地を失敗し、村瀬の勝利が確定した。村瀬は最後のランをウイニングランととらえ、盛り上がる観客に向け壮大な1260ウェドルグラブでクールでのパフォーマンスを終えた。彼女は合計173.75ポイントで優勝を飾った。

 

村瀬は、2021年ビッグエアフェスティバルの優勝にあたって下記のように述べた。「とても嬉しい。今日はみんな好調だったので、とても、とても緊張した。オリンピックまで、すべての大会でベストを尽くし、北京で最大限のパフォーマンスを出すことを楽しみにしている。」

 

この勝利は、村瀬にとってFISワールドカップ初優勝となった。その年齢にもかかわらず、村瀬はビッグエアとスロープスタイルサーキットの最有力選手として頭角を現している。彼女は13歳で金メダルを獲得した史上最年少の冬季X Gamesアスリートであり、2018年のX Gamesノルウェーで、1260ダブルコークを競技会で決めた最初の女子選手として歴史に名を刻んだ。村瀬はフリースタイルスノーボーディングにおける進歩をリードし、スロープスタイルとビッグエア種目で5つのX Gamesメダル(金1、銀3、銅1)を獲得している。

 

最後の種目である男子スノーボード・ビッグエア決勝は、最高の決戦でビッグエアフェスティバル・クールの幕を閉じた。フィンランド、ドイツ、日本、スウェーデン、スイス、米国からの10人のトップライダーが、勝利と貴重なオリンピック予選ポイントを獲得するために持ち技を披露した。

 

観衆の注目を浴びていた、フィンランド イーサルミ出身のモンスターエナジーチームライダー、レネ・リンネカンガスは最終的に2位でフィニッシュ。観衆の「レネ!」コールに励まされ、22歳の彼はクリエイティブなトリックセレクションと流れるようなスタイルを十分に披露した。

 

ビッグエアジャンプの最初の試技で、リンネカンガスは完璧なバックサイド1620メロングラブを放ち、高速回転の後に後ろ向きに着陸。90.75ポイントを獲得し首位に立った。しかし、2本目のランではフロントサイド1080メロンで50.25ポイントと、ポイントを伸ばすことが出来ずに首位から転落。

 

リンネカンガスは、高速回転の1440リーエンエアにより優勝に手が届きかけたが、綺麗な着地を決めることができなかった。優勝はスイスのヨナス・ボジガー(Jonas Boesiger)の手に渡り、リンネカンガスは合計141ポイントで2位フィニッシュとなった。

 

「すごく良い気分なのは、確かだ。今日のジャンプはかなり難しかったし、テイクオフも少しソフトで、多くの選手がそれに苦労して最高のトリックを決めることができなかったと思う。だから、2本ランを決めることができて本当に良かった。最初のトリックに興奮している。良いラインを見つけて着地できたのは幸運だった」とワールドカップで初めて表彰台に上がったリンネカンガスは語った。

 

男子ビッグエアで表彰台に上ったスウェーデン ストックホルム出身で27歳のスヴェン・ソーグレンは、最後のトリックで3位に躍り出た。最初のランで完璧なバックサイド1080でしっかり足場を固める、2回目の試みでフロントサイド・ダブルコーク1080ミュートを決めた。3本目のランで、フラットスピニング・バックサイド1440ステールフィッシュと、盛り上がるトリックを披露し騒々しい聴衆から拍手喝采を受け、86.00ポイントを獲得。総合得点を134.00ポイントにまで引き上げた。

 

スキャンダルナビアンズのクルーとのビデオ・エディットで知られるソーグレンはAリスト競技大会のメダリスト候補だ。彼は現在、7つのX Gamesメダル(金1、銀2、銅4)を獲得している。

フリースキー・ビッグエア:モンスターエナジーのサラ・ヘフリンが女子決勝で2位に

 

モンスターエナジーチームのメダルラッシュはフリースキー・ビッグエア決勝から始まった。投光照明の下でのナイトセッションとして争われた、巨大なジャンプ・オブスタクル上のビッグエアショー。麓には活気にあふれる観衆がいた。

 

ファイナリストは、カナダ、イタリア、フランス、ノルウェー、ロシア、スイスから参加した8名。当初、各ファイナリストは3回のランでビッグエアのギャップを越えて最高のトリックを決めることを目指していた。しかし、強風でセッションは2時間遅れ、ライダーたちは2本のランで高得点を獲得するシングルトリックを決めざるを得ず、決勝戦の緊張感は高まった。

 

待望の女子フリースキー・ビッグエア種目では、スイスのチームライダーであるサラ・ヘフリンが2021年の好調なシーズンを終えてトップ候補に躍り出た。ジュネーブ出身30歳の彼女は、FISワールドカップの前シーズンをスロープスタイル3位で終え、4月にはアウディナインズのスノースポーツメディアイベントで「ルーラー・オブ・ザ・ウィーク」に選ばれた。

 

ビッグエアフェスティバル・クールの決勝戦はヒートアップするも、オリンピック金メダリストの彼女は冷静さを保ち、自身の多彩な持ち技を頼みにした。2回目のランでヘフリンは完璧なスイッチ・ライトダブ1080ウェドルグラブを決め、93.25ポイントのスコアを獲得。1位のテス・ルドゥー(Tess Ledeux・フランス)に次ぐ2位でフィニッシュ。

 

「これは素晴らしい大会。母国スイスのこの場所で大勢の人の前にいること、そしてこのように人々にこの競技を披露できることは自分にとって意義深い。」とヘフリンは述べている。

 

2位入賞は、ヘフリンにとって11回目のW杯表彰台となった。彼女は2013年に神経科学の学位取得後、比較的キャリアの遅い時期にフリースタイルスキーのプロを目指した。それ以来、彼女は素晴らしい競技会記録を作ってきた。2018年のアスペンで行われたX Gamesで女子スキービッグエア優勝、そして同年韓国の平昌で開催された冬季オリンピックスロープスタイル金によって、フリースキーのエリートアスリートたちを動揺させた。彼女は、X Games Aspen 2018のビッグエア金を含む、4個のX Gamesメダルを獲得している。

 

熱戦となった男子フリースキー・ビッグエア決勝では、合計10人のライダーがトップの座とFISシーズンのランキングポイントめぐって競った。オーストリア、カナダ、ドイツ、スイス、ノルウェー、米国を代表するアスリートたちが集まった。

 

モンスターエナジーのバーク・ルートは、先の2019/2020 FISビッグエアワールドカップチャンピオン、そしてトップ選手として参加した。制限なしの最終セッションで、彼の得意技レフト・ダブルバイオ1800ウェドルグラブを決め、97.25ポイントをあげた。この得点は多くのビッグエア競技大会で優勝できるレベルであることは明かだが、クールでの決勝がとれだけ高いレベルであったのか、オーストリアのマテイ・スヴァンサー(Matej Svancer)が1位、ルードが3位という結果からもわかるだろう。

 

バーク・ルートが初めて国際的な注目を集めたのは、まだ年少時のルーキー・プロのころだった。2016年この天才児はリレハンメル冬季ユースオリンピックでフリースキースロープスタイル金を獲得。それ以来、彼はトップクラスの選手として頭角を現し、2020年FISワールドカップビッグエア・クリスタルグローブトロフィーを獲得。また、4つのX Gamesメダル(金2、銀2)を獲得している。

 

ビッグエアフェスティバル・クールで力強いパフォーマンスを魅せてくれたすべてのアスリートたちと、世界クラスの大会を開催したスイスの主催者とスタッフに感謝の意を表したい。

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