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Conor McGregor and Donald Cerrone during the UFC 246 fight at the Park Theater on January 17, 2020 in Las Vegas, Nevada.
NEWS

コナー・マクレガー、40秒TKO勝ちで華々しく復帰

Jan 232020

 ついに帰ってきた!先日ラスベガスで行われたUFC246で、コナー・“ノートリアス”(極悪)」マクレガー(Conor “The Notorious” McGregor)は、ドナルド・“カウボーイ”セラーニ(Donald “Cowboy” Cerrone)に、第1ラウンドでわずか40秒という速さでテクニカルノックアウト勝ちをおさめた。
チケットは完売となったT-モバイル・アリーナでのメインイベントとなるファイトで、アイルランドのダブリン出身・総合格闘技の象徴的な存在である31歳のマクレガーは、1年3か月ぶりにUFCの試合に復帰することとなった。

近年、最もファンの期待が高まるファイトの1つであるUFC246はT-モバイル・アリーナで開催され、1万9千人以上の観客と、ペイパービューで試合を観戦している世界中の視聴者を魅了した。かつて二階級を制覇した王者であるマクレガーは、2018年10月にハビブ・ヌルマゴメドフ(Khabib Nurmagomedov)にUFC世界ライト級のタイトルを奪われた後、UFCで新たなスタートを切ることを目指していた。そんなマクレガーへ寄せられる期待はこの日、非常に大きかったのだ。

マクレガーは、UFC認定のレジェンドであるセローニを復帰戦での対戦相手として選んだ。セローニは、モンスターエナジーの有力UFCアスリートとしてその名をリストに連ねている。セローニはUFCの戦歴において23回の一本勝ち、16回の判定勝ち、および18回のポストファイトボーナス獲得の記録保持者である。更に伝説となったニューメキシコ州のBMFランチでトレーニングに励む36歳のセラーニは、過去数年にわたってオファーのあったファイトにすべて出場し、2016年から10回、UFCのリングであるオクタゴンに足を踏み入れている。

 

このチャレンジに加えて、マクレガーは、新たな体重別の階級で復帰を果たした。彼は155ポンド級で対戦したのが最後であり、現在、ウェルター級のセラーニと対峙している。そこで、マクレガーが170ポンドになったらどのようになるか、について論ずるUFCの評論家が次々と登場するようになった。

 

その大方の予想が、高速かつ攻撃的で非常に危険になるというものだ。試合が始まるとマクレガーは自身のコーナーから飛び出し、豪快に狙いに行った左ストレートが宙を舞った。セローニはなんとか攻撃をかわすと、2人はクリンチにもつれ込んだ。その途中、マクレガーは左肩を使って相手の顔面を4回、激しくパンチすると、驚いたセラーニは鼻から出血した。

 

試合直後の数秒間ですでに出血していたセラーニは思わず後ずさり、マクレガーの強烈な左脚キックがセラーニのあごに命中すると、セラーニは地面に崩れ落ちた。レフェリーのハーブ・ディーン(Herb Dean)が0分40秒でテクニカルノックアウトの宣言を出す直前、マクレガーがパンチを繰り出してセラーニを打ち負かすまでに数秒しかかからなかったのだ。

 

試合は速攻で決着がついたため、セラーニ(36勝14敗・1無効試合)は一発もパンチを命中させることができなかった。母国アイルランド国旗を身にまとったマクレガーは、UFC205でエディ・アルバレス(Eddie Alvarez)からライトウェイト級のタイトルを奪取後、初めてT-モバイル・アリーナに詰め掛けた大観衆の前で己の勝利を祝福した。

俺はこの階級が気に入った。とてもいい気分だよ。無傷で試合を終えられて調子が良いよ。」と、ラスベガスでUFC246のメインイベントに勝利を飾った後、マクレガーは言った。「“カウボーイ”セラーニ、どうもありがとう。君に感謝しているよ。君はこの試合での伝説だ。」と、対戦相手に対する敬意の言葉も口にした。

 

本試合で勝利を収めたことにより、マクレガーのプロ格闘家としての戦歴は22勝4敗となり、新たなマイルストーン達成の記録が追加された。「俺は今夜、歴史を作った。記録を1つ打ち立てた。フェザー級、ライト級、そしてウェルター級でもノックアウト勝利を収めたUFC史上初のファイターとなった」と、試合後のインタビューで語った。

 

セラーニを40秒で仕留めた今回の試合は、2015年12月にUFC194でホゼ・アルド(Jose Aldo)を13秒でノックアウトしたのに次いで、マクレガーのこれまでのキャリアで2番目に短い時間で勝利を収めた試合である。彼の名高いキャリアの中でも特に有名な試合がある。5階級を制覇して無敗のまま引退した王者、11回のチャンピオン経験を持つフロイド・メイウェザー・ジュニア(Floyd Mayweather Jr)とのボクシング試合だ。2017年8月に、500万人もの視聴者が観戦したこの試合は、格闘技スポーツのペイパービュー数の新記録を樹立している。複数のファイター・オブ・ザ・イヤー賞を受賞しているマクレガーは、2つの階級(ライト級とフェザー級)で同時にチャンピオンとなったUFC初のファイターとなった。

 

では、次にマクレガーが狙うのは何だろう?先日行ったインタビューでマクレガーは、現UFCウェルター級チャンピオンであるカマル・ウスマン(Kamaru Usman)とBMFのベルト保持者であるホルヘ・「ゲームブレッド」マスヴィダル(Jorge “Gamebred” Masvidal)が注目を集めているウェルター級への選択肢を残しておきたいと語った。
この連中の誰もがチャンピオンベルトを手に入れることができるんだぜ。全員がそうだ。一人残らず、だ。俺にだって当然できるよな。」と、マクレガーは言った。

 

同時に、UFC代表のダナ・ホワイト(Dana White)を含むMMAの専門家たちは、マクレガーとヌルマゴメドフが155ポンドのタイトルを賭けて再試合を行うことを予測している。彼らの前回の試合は、それまでのボクシング界のペイパービュー記録を破っているのだ。いずれにせよ、何が起ころうとも、ノートリアスが復帰した今、ゲームの流れは変わった。

 

俺は未来にわくわくしている。この勝利についてくどくど言うつもりはない。またジムに戻って仕事をするだけだ。次の対戦相手が誰であろうが関係ない。『いつ』やるのかのほうに興味がある。俺が戦うと世界中が明るくなる。だからもう一度リングに戻りたい。まあ見ててくれ。すぐに何かが起きる。」と、マクレガーは更に続けた。

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