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Ski images from day 3 X Games, Aspen Colorado
NEWS

X Games Aspen - Day3

Feb 052021

 X Games Aspen 2021が最終日を迎えた!ロッキー山脈の中心部で20年連続開催されているX Gamesは、金曜日から土曜日まで、アスペンスノーマスのバターミルクマウンテンで世界最高のウィンターアクションスポーツを披露した。

X Games Aspen 2021の3日目にして最終日、モンスターエナジーのアスリートたちは、数々の歴史的パフォーマンスで4つの金メダルを含む9つのメダルを獲得。

X Games初参戦のルーキーが男子スノーボード・スロープスタイル金を獲得した?それはダスティ・ヘンリクセン(Dusty Henricksen)だ。ジェイミー・アンダーソン(Jamie Anderson)がスノーボード・ビッグエアで初のメダル? その通り。そして、戸塚優斗の男子スノーボード・スーパーパイプ初の金メダル獲得やヘンリク・ハーロウ(Henrik Harlaut)のスキー・ナックルハック優勝はどうなった?それも達成された。

長年のエナジードリンクパートナーとしてモンスターエナジーが提供するX Games Aspen 2021は、フリースキーとスノーボード種目にわたる14の競技でメダルが授与された。厳格な新型コロナウイルス感染症に対する安全プロトコルの中で争われたこの大会は、例年の観客や会場での音楽演奏はなく、一般公開はされなかった。しかし、世界中のファン数百万人が注目するX Games Aspen 2021は、ESPNのアメリカを拠点にするメディアプラットフォームでライブストリーミングされ、世界192の国と地域で5億世帯以上にむけてテレビ放映された。

悪天候のため土曜日の競技の一部は日曜日に延期しなければならず、最終日は大会史上最も注目を集める競技が集結したためスケジュールに余裕は無かった。ここからはモンスターエナジーチームがメダルを獲得した日曜日のランについて詳しく見ていこう。

 

バターミルクマウンテンの青い空の下、ジープ男子スノーボード・スロープスタイル決勝では、25分間のジャムセッションで10人の世界のトップフリースタイル・スノーボーダーが最高得点を目指して戦った。最終的に、カリフォルニア州マンモスレイク出身の17歳、ダスティ・ヘンリクセンがX Gamesデビューで勝利した。

 

ルーキーがX Gamesデビュー戦のスノーボード・スロープスタイルで優勝したことはこれまでにないと言われていた。しかし、ヘンリクセンを考慮していなかったようだ。金曜夜のナックルハック競技ですでに金メダルを獲得しており、X Games 初参戦のヘンリクセンは自信に満ちた経験豊富なベテランと一緒にスロープスタイル決勝に進出した。

 

27度の日に半袖のTシャツと、伝説のパンクロックバンドのワッペンがついたスノーパンツをまとった、ヘンリクセンは、スコアボードで2位につけるテクニカルな1本目のランで、強烈なオープニングを飾った。しかし、彼は極上のトリックを隠し持っていたようだ…

 

2本目のランで、ヘンリクセンは大幅にヒートアップ。レールセクションでは、50-50ノーズブラント・プレッツェル、キャブ270バックリップ、270からノーズブラント・フェイキーなどの高度にテクニカルなトリックを繰り出した。後方のジャンプセクションに順調に進み、ダスティ・ヘンリクセンは彼の新しいトリック、スイッチ・バックサイド1260を、続いてバックサイド・ダブルグラブ1440、フロントサイド・ダブルコーク900メロンとキャブ900をクォーターパイプ・オブスタクルで繰り出した。

 

ヘンリクセンは、スロープスタイルで金を獲得した初のルーキーになっただけではなく、彼はまた、X Games Aspen 2009のショーン・ホワイト(Shaun White)の勝利以来、初めて男子スノーボード・スロープスタイルで勝利したアメリカ人ライダーにもなった。

 

まだくらついている。まだリアルに感じられないんだ。もうすぐ目が覚める気がする。正直なところ、言葉が出てこない。皆、どうもありがとう!」とモンスターエナジーのダスティ・ヘンリクセンは、日曜日男子スノーボード・スロープスタイルの金メダル獲得時に語った。

 

スロープスタイルで衝撃をもたらしたもう一人のライダーが、フィンランドのイーサルミ出身、モンスターエナジーのレネ・ リンネカンガス(Rene Rinnekangas)。決勝での調子の良いランで、当然銅メダルを獲得。レネは、高速リップスライド・タップ、フロントサイド・ブラント・プレッツェル、バックサイド・ブラント270、キャブ270ボードスライド・フェイキーなどの立て続けにテクニカルな動きでレールセクションをこなした後、キャブ・バックサイド1080ノーズグラブ、バックサイド1440、スイッチ・バックサイド・ダブル・ロデオ・テールグラブそして、クォーターパイプ上でのダブル・クリッパー・インディでジャンプセクションを攻めた。彼は現在、3つのX Gamesメダル(Real Snowから金メダル1個、銀メダル1個、銅メダル1個)を保持している。

 

ギアを替え、フリースキーのジープ男子スキー・スロープスタイル決勝は、青空と完璧なコースコンディションの中、円滑に進んだ。それにもかかわらず、スケートに触発されたコースは、これまでで最もテクニカルなコースの1つだった。特に、難易度の高い麓の2つのクォーターパイプ・オブスタクルの組み合わせは、横向きのアプローチを必要とし、多くのライダーが苦労した。

 

結果的に、この種のコースは、モンスターエナジーのチームライダー、フェルディナンド・ダール(Ferdinand Dahl)にはぴったりだった。ノルウェーのオッペガード出身、22歳の彼は、ウォールライドでスイッチ・バッシュオフ、キンクレールで270、見事なフェイキーへのポールジャム・アンダーフリップを巧みに操った。後方のジャンプセクションに向かい、彼は巨大なスイッチ・レフトサイド1260、ライトサイド・ダブルバイオジャパン・グラブ、アリウープ720をヒップ上に繰り出し、スイッチ・ライトサイド・ダブルバイオで力強い銀メダルのフィニッシュを決めた(彼にとって2つ目のX Gamesメダル)。

 

すぐ後ろに続く、モンスターエナジーのエヴァン・マクイクラン(Evan McEachran)は、制御されたエアリアルで補完された非の打ちどころのないレールトリックを強みに、決勝では終始上位3のポジションを維持していた。カナダのオクラン出身、23歳のエヴァン・マクイクランはレールセクションをスイッチアップから270アウト、レインボーレールでスイッチ270オンから270アウト、そしてスイッチアップ450からフェイキーを繰り出した。ジャンプセクションでは、スイッチ・レフトダブル1260テール、スイッチ・ライトサイドダブル1440、ライトサイド・ダブルコーク、そしてレフトサイド・ダブルコークで銅メダルを確定させた。

次のパシフィコ女子スノーボード・ビッグエア決勝では、これまでの期待値をすべて覆した。というのも、参加者最年長、カリフォルニア州レイクタホ出身30歳のジェイミー・アンダーソンが、スタイルと一貫性の点でマスタークラスのパフォーマンスを披露したからだ。既に金曜日にスロープスタイルで金を獲得した後、アンダーソンはビッグエアの練習のほとんどをスキップし、先入観なしで、そして数多くのトリックを携えて決勝に臨んだ。

 

特徴的な非常に巧みなスタイルで、アンダーソンは最初のトリックとしてキャブ・ダブル900ウェドルグラブで決勝戦のランを始めた。オリンピックで2度メダルを獲得している彼女は、そこから2本目のランでフロントサイド・ダブルコーク1080を含め立て続けに完璧なトリックで44ポイントを、3本目のランで高度にテクニカルなキャブ・バックサイドダブルコーク1080で45ポイントを獲得し、難易度をあげた。総合スコア89ポイントで、アンダーソンはビッグエアで初めての金メダルを、この大会でこれまでに獲得しいていた2つの銅メダルに追加した。

 

今日の決勝では、ただフロント10とキャブ10を決めたいだけだった。他の選手でもそれを決めていたのを知っている。クリーンに、そして楽しむことで、一貫性が持てると思った」とモンスターエナジーのジェイミー・アンダーソンは、日曜日アスペンで女子スノーボード・スロープスタイルの金を決めた際に語った。

ジェイミー・アンダーソンは、日曜日のビッグエアへの参加時点ですでにX Games史上最も多くのメダルを獲得している女性アスリートだった。現在、その数は19(金メダル8個、銀メダル7個、銅メダル4個)となり、レガシーは拡大している。アンダーソンはまた、金曜日にX Games Aspen 2021でスノーボード・ナックルハックに出場した初の女性スノーボーダーとして新境地を開拓している。

 

ビッグエアの表彰台にアンダーソンと上ったモンスターエナジーのゾイ ・サドフスキシノット(Zoi Sadowski-Synnott)は、入賞に向け奮闘したが、粘り強さが報われた。ニュージーランドのワナカ出身、19歳のサドフスキシノットは、ゲートを出てすぐの70フィート(約21メートル)のギャップを越える最初のエアでコントロールを失った。しかし、彼女は図太く、2本目のランで44ポイントの高速回転フロントサイド1080リーエングラブで着陸して復活した。

 

勢いよく3本目のランを開始し、サドフスキシノットは彼女にとって4回目の試みで、巨大バックサイド1080ウェドルグラブで表彰台への登壇を確定させ、合計スコア86ポイントで銅メダルを獲得した。

 

ビッグエアのレベルが現在非常に高いため、表彰台に上がれたことは驚きだった」と日曜日のビッグエアで銅を獲得したゾイ ・サドフスキシノットは語った。このルーキーもまた、X Games スロープスタイルで金メダル2つ、そして合計5つのメダル(金メダル2個、銀メダル2個、銅メダル1個)を保持している。

 

日が暮れると、モンスターエナジー男子スノーボード・スーパーパイプはスコッティ・ジェームス(Scotty James)と日本の横浜出身、19歳のモンスターエナジーチームライダーの戸塚優斗との決戦の話で持ち切りとなった。

 

X Games Aspen 2020で、戸塚が2度目のX Games銀メダルを獲得する一方、優位に立ったのはスコッティ・ジェームズだった。しかし、現在競争の激しいスノーボードにおけるこの最大のライバル関係で潮目が変わっている。戸塚は、最近2回の遠征である2020年 U.S.オープンと2021年ラークスオープンで、ジェームズに勝っている。

 

X Games連覇が危うくなっていた。そして、それは現実のものとなった。

 

戸塚は1本目のランで、決着をつけるため、13フィート5インチの高度で巨大フロントサイド・ダブルコーク1440ウェドル、続いて立て続けに1260、1080、900、そしてフロントサイド・ダブルコーク1260を最後の壁で16フィート8インチの高さで決め、エアで攻めた。

 

しかし、ハーフパイプ天才日本人ボーダーのすぐ後に登場したスコッティ・ジェームズは、さらに高いエアとよりテクニカルなローテーションで反応し、戸塚を2位に落とす。

 

戸塚が2本目のランをさらに高い1260で始めたとき、空気が緊迫しているのは明らかだったが、残念なことにコントロールを失ってしまった。さらに、新人の平野流佳の2本目のランで抜きに出て、戸塚は3位に転落。それにより、競争は増々リアルになっていく。

 

戸塚優斗は、フロントサイド・ダブルコーク1440ウェドルグラブを、続いてキャブ・ダブルコーク1260からスイッチ・フロントサイド・ダブルコーク1080インディ、バックサイド・ダブルコーク1260、フロントサイド・ダブルコーク1260を最後の壁に送り出した。卓越した技術、完璧なパフォーマンス、そして13から16フィートの範囲のコンスタントな高さで、戸塚優斗は初めてX Gamesスーパーパイプで金を獲得した。

 

スノーボード・ハーフパイプ種目の進化をリードするアスリートの1人として知られる戸塚優斗の記録は、3つのX Gamesメダル(金メダル1個、銀メダル2個)へと拡大している。日本で2度ハーフパイプの王者になっている戸塚は、2018年と2019年にFISワールドカップのクリスタルグローブを、そして2020年に切望していたUSオープンのタイトルを獲得している。

 

スノーボード・エアパフォーマンスは、待望のリアルコスト男子スノーボード・ビッグエア決勝でも継続される。X Games Aspen 2021でのスノーボード競技のフィナーレとして、30分間のジャムセッションが行われた。競争の激しいスノーボード競技でのトリックの難易度と連続ローテーションの観点でハードルが上がっていた。

 

たった数本のランで闘いはエスカレートしていった。決勝に臨む8人のライダーは、1800度の回転、複数のコーク、右左と多様なグラブをスピンし始めた。スコアはすぐに40ポイント後半に落ち着き、50ポイント前半が1本のランに対する最高スコアになった。つまり、エリートたちによる威圧的な最終セッションが展開していったのだ。

 

しかし、モンスターエナジーのスヴェン・トルグレン(Sven Thorgren)はそれほど脅威に感じなかったようだ。

 

難しいトリックをスタイルと一貫性を持って積み重ねた、スウェーデンのストックホルム出身の26歳の彼は、決勝で自分の順位を固守した。トルグレンは70フィート(約21メートル)のギャップを越えてキャブ1620を放ち、44ポイント(50ポイント満点)の強力な基盤をその晩に築いた。仲間のスウェーデン人マーカス・クリーブランド(Marcus Kleveland)が首位で、トルグレンはフラットスピン・バックサイド1800メロンで48ポイント獲得し、続く3位。

 

競技終盤、トルグレンは彼がその晩の最終ライダーであることに気がついた。そして、彼はスコアを上げるためのトリックを披露した。完璧なキャブ1800ローストビーフで47ポイントをあげ、合計95.00ポイントの得点で銀メダルを獲得した。スキャンダルナビアンズ クルーとの動画編集で知られるトルグレンは、現在7つのX Gamesメダル(金メダル1個、銀メダル2個、銅メダル4個)を保持している。

 

公式に予定されているすべてのスノーボード競技で、バターミルクマウンテンでやり残されている唯一の種目は、週末を締めくくる。ファンに人気の、ウェンディーズ・スキー・ナックルハックだ。X Gamesで2回目の開催となるこの自由なコンテストは、「ナックル」とも呼ばれる、スロープスタイル・ジャンプランプのロールオーバーのテクニカルかつスタイリッシュな動きに焦点を当てる。

 

世界で最も才能のある8人のフリースキーヤーによる、ありとあらゆるトリックが日曜日の晩に期待されていた。ノーズ・テールプレス、バター、ナックルを横切るスライド、そして着地前に遥かに高く爆発的なスピンが飛び出した。しかし、またしても、全体的な印象で審査される20分間のジャムセッションにおける勝者は1人。

 

ハックのお祭りで傑出したものには、前回金メダリストのコルビー・スティーブンソン(Colby Stevenson)の360バターから着地に向かう900オフなどがあった。また、モンスターチームのライダー、クイン・ウォルファーマン(Quinn Wolferman)は、ノリーポップ360バターからオーリー540アウトを披露。ノルウェーの新人、フェルディナンド・ダール(Ferdinand Dahl)は、フラットセクション全体でのノーズバターから540アウト、そしてスタイリッシュなハンドドラッグからアンダーフリップへと、一貫性のある素晴らしいパフォーマンスを見せた。

 

ニュージーランドのジョサイア・ウェルズ(Jossi Wells)は、スイッチ360ノーズバター360や、通好みの彼特製、フェイキー・ノースピンエアなど、ナックルからの素早い動きで競技に復帰。しかし、その夜の終わりに、金のナックルメダルを勝ち取るのはたった一人のライダー。それは、29歳のフリースキーアイコンでありスウェーデン出身のモンスターエナジーアスリート、ヘンリク・ハーロウ(Henrik Harlaut)だった。

 

金曜日のスキー・ビッグエア決勝で表彰台を逃した後、ハーロウはこれまで以上に動じず、クリエイティブにナックルハックに挑んだ。このX Games史上最も多くのメダルを獲得しているスキーアスリートがナックルに取り組むなか、その夜の最もクリエイティブな動きを通して、彼のスキーの先端とテールを柔軟に動かしていき、ヘンリク・ハーロウのパフォーマンスは最高潮に達した。540ノーズバターから360アウト、バックサイド360からフェイキーバター、360オフテール、そしてスムーズなキャブ・バターからスイッチ540レフトなど、際立つトリックで、審査員たちはヘンリク・ハーロウに金メダルを渡す以外に選択肢がなかった。

 

日曜日のナックルハックの金メダルにより、獲得したメダルは13個(金メダル8個、銀メダル5個)になり、X Games史上最もたくさんのメダルを獲得しているスキーアスリートとして、ヘンリク・ハーロウのレガシーは拡大した。

 

これにより、アスペンでの壮大な冬季X Gamesを、チームモンスターエナジーは14個のメダル(金メダル7個、銀メダル4個、銅メダル3個)獲得という素晴らしい成績で締めくくった。すべてのアスリート、参加したすべての人、そして歴史的大会を見守ったすべての人に感謝!

 

また、現在も続くパンデミックという逆境にもかかわらず、世界クラスの大会を開催してくれたESPNとバターミルクマウンテンのチームにも大いに感謝したい。そして冬季X Gamesの歴史的1ページを見るためにチャンネルを合わせてくれたすべての人にたち、ありがとう!

 

ライブストリームを見逃してしまった? X Gamesファンは、X Games公式YouTubeチャンネルですべてのライブ放送の視聴が可能だ。X Games Aspen 2021のすべてのハイライトは、ABCで2回に分けて名場面集、『X Games Aspenアンソロジー』が放送される。パート1は2月7日土曜日東部標準時午後3時、続いてパート2は2月14日金曜日東部標準時午後3時に放送が予定されている。

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