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2020 F1 Mercedes W11 Reveal Images
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F1 - シルバーアロー勢、バルセロナテストで新たなマシンと2020年シーズンの展望を語る

Feb 182020

 待望の画期的シーズンの幕開けだ。シルバーアロー勢は、2020年シーズンのF1世界選手権において、7度目の世界タイトル獲得を狙っている。では、彼らの最新兵器は何か? それは、メルセデス・F1 W11 EQ Power+だ。

今年のゲームの名前は、革命ではなく進化だ。冷却系に改善を施し、エアロパーツをチューニングし、さらにパワートレインをわずかに変更したシルバーアローの新たなマシンは、今シーズンの表彰台の大量獲得という輝かしい成功をめざし、ブラックリーとブリックスワースに拠点を置くメルセデスのスタッフ全員、そして特に、ルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)とバルテリ・ボッタス(Valtteri Bottas)のドライバー2名の夢と希望を乗せて疾駆する。メルセデスチームの今年初のシェイクダウンに先立ち、バレンタインデーの朝、このメルセデス・F1 W11 EQ Power+がシルバーストーンで発表された。ハミルトンとボッタスの両ドライバーは、新しく進化したマシンの感触をつかむまで100キロを超える距離を周回走行した。

メルセデスは、シルバーストーンでのニューマシン発表とシェイクダウンの場に新しいW11だけではなく、F1参入時の最初期F1マシンである2010 W01も持ち込み、これまでの10年間を振り返った。「これら歴代のF1マシンをドライブし、我々が計12ものチャンピオンシップを獲得することになるとは、当時、誰が想像し得ただろうか? 我々のすべての原点はどこだったのかを思い返すことは、常に望ましいことだ。」と、チームの代表を務めるトト・ヴォルフ(Toto Wolff)は、待ち構えていたメディアに語った。F1に大幅な改変が加わり、新しい時代に突入する2021年が近づいているため、ヴォルフは、今シーズンはメルセデスが7回目のコンストラクターズ・チャンピオンシップの獲得に集中していると強調した。

「2021年シーズン用のマシン開発に集中している人々のグループもある…。しかし、ここにいる我々レースチームは、これからの2020年シーズンが最大の関心事であり、ドライバーに与えられる最新のマシンから最大のポテンシャルをどのように引き出すのかが鍵となる。今日は、収穫の多いシェイクダウンを実施し、走行距離を稼ぎながら理想的なイメージを脳裏に焼き付け、ハミルトンとボッタスの両ドライバーがマシンに対する鋭敏な感覚を研ぎ澄ますことができれば成功だ。その後、我々はバルセロナへ向かう。これが次の重要な節目となる。これは、実に段階的なアプローチだ。我々は、遠すぎる先を見ることなく、しっかりと足元を見つめている。」と、ヴォルフは続けた。

我々のチームが10周年を祝うことができるのはとても素晴らしいことだ。我々は25年前、エンジンサプライヤーとしてF1にカムバックし、その後10年間でありとあらゆることをやった。これは、我々自身のワークスチームとしての、そして、大切な顧客へのパワーユニットサプライヤーとしての長期的なコミットメントを表しているものだ。我々は、技術的なレギュレーションの変更やダイムラーのトップマネジメントの変更などを経ながらF1の一翼を担ってきた。しかし、レースに対する我々のコミットメントは一切変わらない。このコミットメントのさらなる節目として、メルセデスワークスチームが10周年を迎えることができて光栄に思う。」と、ヴォルフは述べた。

僕は、これまでで最高の冬季トレーニングを重ねた。今年の冬ずっと、僕らは昨年どこに位置したのか、また、僕はドライバーとして、さらに人間としてどのようにすれば成長・改善できるのかについて分析を試み続けてきた。揺るぎない一貫性を保つことは、チームの全員にとって非常に重要だ。僕らの信頼という面だけでなく、ドライバーとしての僕らにとっても不可欠なものだ。このチームは、僕らにこのシルバーアローの素晴らしいマシンを提供するために全力で働いている。しかし、僕らが一歩踏み間違えば、高い代償を払うことになる。だから僕は、正確無比なドライビングに真剣に集中しようとしている。どうすればドライバーとして一歩高い次元に立てるのか?どうすれば自分自身とチームからもっと多くを引き出すことができるのか?というように。そして僕は今年、本当に素晴らしい結果を勝ち取ってチームに貢献しようと努力している。今年は僕がメルセデスチームに加入して8年目になる。僕の今年の挑戦は極めてエキサイティングだ。チームメンバーが一人残らず全員が自分自身のレベルを上げようとすることは間違いないと思う。そして僕も同じことをするつもりだ。」と、ハミルトンは言った。

 

僕も今年は、今までで最高の冬のトレーニングをこなしたと思う。僕はこの冬、様々な気候帯で多種多様なトレーニングのルーチンをこなした。準備は整った。新しいシーズンが始まるのをもう待ちきれない。実際のところ僕は様々な乗り物をたくさんドライビングした。ラリーカーに乗ったり、フィンランドの雪原を犬ぞりで走り回ったりしたよ。今シーズンは、極めてチャレンジングなものになるだろう。だけど、僕はチームの全員が戦いに臨む僕とハミルトンを最高のポジションに上げるために、すべてを与えてくれることを知っている。」と、ボッタスは言った。

 

2020年シーズン、ファンが楽しみに待ち望み、熱い視線を送っているのは新しいマシンだけではない。風洞テスト回数の削減、パドックの作業制限時間の延長、燃料の制約強化、空力パーツの規制変更、および追加の運動エネルギー回生システム(MGU-K)の承認など、小さな変更が行われたルールが多数定められ、これらがFIAフォーミュラワン世界選手権の第71回目シーズンの各グランプリを混戦模様の熱くエキサイティングな展開に導こうとしている。

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