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2020 Music Monster Rock Live Japan (Nagoya,Osaka,Tokyo)
NEWS

モンスターロックLIVE 2020 ライブレポート

Mar 032020

 

開局30周年イヤーを迎えたスペースシャワーTVが誇るロック専門番組『モンスターロック』と、日本のロックシーンを応援する『Monster Energy』がタッグを組み、最強のライブツアー<モンスターロックLIVE 2020>を開催した。

2月14日の名古屋・DIAMOND HALL、2月15日の大阪・なんばHatch、2月18日の東京・新木場STUDIO COASTといった各日3アーティストの出演による東名阪ツアーは、初日名古屋公演にKUZIRA、SHANK、10-FEETの3バンドが集結。スタートからまだ3年目のKUZIRAがフレッシュなエネルギーを放つアクトで<モンスターロックLIVE 2020>の口火を切り、SHANKが全12曲のステージで会場を高揚させ続け、トリの10-FEETが興奮も笑いも涙も感動も、そして明日への活力も与えてくれるパフォーマンスで名古屋のオーディエンスを魅了した。

迎えた2日目の大阪公演は、トップバッターを務めたヤバイTシャツ屋さん、2番手の花団、トリのROTTENGRAFFTYまで、約3時間全23曲が大阪の夜を熱く染め上げた。トリを飾ったROTTENGRAFFTYのステージには花団とヤバTのメンバーが乱入。関西出身3バンドが終始テンションの高いアクトで、結びつきと絆の強さを感じさせ続けた。


そして2月14日の名古屋編、15日の大阪編の出演バンドからも“おもしろそう”と注目されていたのが、ツアーファイナルとなる東京編のラインナップだ。そのトップを飾ったのは結成23年目を迎えるHAWAIIAN6。オープニングナンバーの「MAGIC」はSEKAI NO OWARIがカバーした楽曲としても知られている。ド頭からテンションが高まったフロアにはクラウドサーフも見受けられるほどの盛り上がり。
 

「coldrainとこういう形でやるのは“初めまして”で、UVERworldは自分たちの企画に出てくれて、俺たちは勝手に仲良しだと思ってるんだけど(笑)。素晴らしい夜に、ようこそいらっしゃいました!」とオーディエンスの熱狂を歓迎した彼らは、センチメンタルな気持ちをそっと刺激するようなハートに染みこむ良質のメロディに貫かれた全11曲で疾走し続け、「距離の近いライブハウスでまた会いましょう!」という言葉を残して3000人のオーディエンスと全バンドマンの心を奮わせた。


「1ミリも文句ないです! そのままいってください」とオーディエンスを讃えたのは2番手のcoldrain。オープニングナンバー「ENVY」からエゲつないほどラウドサウンドを放つ。実は14〜15年前、まだ2つのバンドとしてそれぞれ活動していたという彼らは、各々のバンドでUVERworld、HAWAIIAN6と対バンしていたという。しかし、まだ無名だったゆえ、先輩達にはその記憶はない。だからこそ「今日、先輩たちの心にガッツリ突き刺さるライブやって帰ろうと思うんで」と、後輩として先輩の胸を借りてなんていう殊勝な気持ちはさらさらなく、攻撃的なラウドロックを鳴らし続けた。

 

「FIRE IN THE SKY」からの怒涛の攻めは、さすが国内外のツアーで鍛え上げただけのことはあるバンド力だ。各メンバーのテクニカルなプレイがゾクゾクするクライマックスを作り、爽快感も伴ったMasatoのボーカルは歌モノとしても響く。そしてラストナンバー「REVOLUTION」はスケールの大きなバンドサウンドとメロウな歌がひとつになり、そこへオーディエンスのコーラスも重なっていく美しい光景を描いた。


東名阪ツアー<モンスターロックLIVE 2020>の大トリを飾るのはUVERworld。ライブシーンをミックスさせたオープニング映像が流れた瞬間、会場の温度と湿度は一変した。大歓声を浴びながら最初に登場したのは真太郎(Dr)。オーディエンスがギッチリ詰まったフロアを見渡した直後、強烈なドラムソロを轟かせる。そして1曲目「ナノ・セカンド」から攻め立て、3000人のオーディエンスを狂喜させ続ける。

 

中盤では、ナヲとダイスケはんによる紹介映像を受けるカタチで、Underworldのカバー「Born Slippy」を披露。彰、克哉、誠果、信人がパーカッションや和太鼓も使うそのナンバーは、ダイナミックでありエモーショナル。音楽への造詣の深さ、アレンジ力やミュージシャンシップの高さも見せつけた。

 

そして、サプライズはその直後にあった。「後ろのほうにいたの見つけたからさ! 行くぞー!!」というTAKUYA∞のMCに続いて、マキシマム ザ ホルモンのカバー「恋のメガラバ」へ。TAKUYA∞に見つかっちゃったダイスケはんとナヲもステージへ乱入。3人が言葉を連射するように歌い叫べば、オーディエンスもクラウドサーフやモンキーダンスで激ノリだ。

 

その後も「IMPACT」でTAKUYA∞がフロアへ突入し、ラストナンバー「AFTER LIFE」ではコーラスがフロアから巻き起こり、温かさと感動でも包まれるなど極上の空気感。それは<ロックモンスターLIVE 2020>のエンディングを締めくくるにふさわしい、素晴らしいシーンでもあった。

 

取材・文◎長谷川幸信
撮影◎浜野カズシ

 

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