
多くのことが2020年にはあった。自宅で楽しめることがどれだけあるのかを知った1年だった。みんなが自宅で凄い(または、マズイ)料理やカクテルを作った1年。ジャケットにネクタイの下はパジャマのズボンでZoom会議に臨んだ1年。ダンスチャレンジ、パン焼き、セルフヘアカットの1年。
しかし何よりも、2020年は配信ライブの1年だった。
まず、アーティストのリビングルームで行われたFacebookライブやInstagramライブの即興パフォーマンスとして始まった。数週間から数か月が経って、生配信パフォーマンスは充実したデジタルコンサート体験へと急展開していった。そして、Monster Energy Outbreak Tour: LIVE ON LOCATIONやThe Up & Up Welcome Back Virtual Festival.などのイベントを提供する、モンスターエナジー・ミュージック以上にその体験を高めることは誰もできなかった。
歴史上もっとも奇妙な年の1つといってもいい2020年に登場した、モンスターエナジーお気に入りの配信ライブ体験のいくつかを紹介していこう。
3月31日 ヤング・ピンチ(Yung Pinch)LIVE BACKYARD CONCERT
カリフォルニアのラッパー、ヤング・ピンチは早々に生配信コンサートの波に乗り、自宅の裏庭から『Beach Ballin』『Looking4Existence』といった人気曲を含む熱帯をテーマにしたセットリストを届けた。