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Images from the 2019 Tampa Am Saturday Qualifier.
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Tampa AM 2019 – 世界最高峰のアマチュアコンテストで池慧野巨が準優勝を果たす 注目の新星にも期待

Nov 192019

 ニュー・ジェネレーションの圧勝だ!フロリダで開催されたTampa AM 2019のスケートボードストリート部門で、モンスターエナジー所属の日本人スケートボーダー、池慧野巨(いけけやき)が準優勝を果たした。会場となったスケートパーク・オブ・タンパ(SPoT)に詰めかけた観客に加えて、世界中の人々が固唾を飲んでWEBストリーム配信を見守る中、大阪出身・18歳の新人である池は、200人以上のライバル勢を押しのけて見事に表彰台を獲得した。

先日開催されたボウルスケートボードのコンテストであるCONSコンクリートジャムでは、フロリダ州メルボルン出身のライダージェイク・ヤンコー(Jake Yanko)をモンスターアーミーが迎え、競技を凌ぐ盛り上がりを見せた。ボルテージが最高潮に達する中、17歳のヤンコーは見事優勝に輝き2,500ドルの賞金を獲得した。

モンスターエナジーが公式ドリンクスポンサーを務めているTampa AMは、1995年の初開催からスケートボード界でもっとも重要なアマチュアの競技大会までに成長した。Tampa AMは、今や伝説のスケートパークとなったSPoTでアクション満載のイベントとして毎年週末に開催されており、世界中から集まったトップレベルのアマチュアスケートボーダーが、名声と賞金を懸けたトリックを競う場となっている。

メジャーなスケートボードレーベルのチームマネージャーたちが注目のライダーを観察する機会でもあるTampa AMは、将来の成功を約束されたプロスケートボーダーたちが誕生する場になっている。Tampa AMの歴代優勝者を記録したリストには、2005年に10歳の若さで優勝したモンスターエナジーのチームライダーであるナイジャ・ヒューストン(Nyjah Huston)や、2015年に優勝を手中に収めたオーレリアン・ジロー(Aurelien Giraud)ら超一流のプロスケートボーダーたちが名を連ねている。ライダーたちは、メインストリートで行われるスケートボードイベント以外にも、キャッシュ・フォー・トリックのセッションや、毎年恒例のCONSコンクリートジャムのボウルライディング競技に参加し、好記録を狙えるチャンスがある。

 

今年のTampa AM 2019では、このイベントを自身のスケートボード人生の転換点にしようと、意気盛んなアマチュアスケートボーダーたちがこれまで以上に多く登場した。その結果、熾烈を極めた戦いとなった。144人の競技参加者たちは、DAMN AMサーキットで公式予選に出場する権利が得られるたった10人の枠を狙い、ラストチャンス予選会に参加した。セミファイナルに進出できるのはわずか30人のライダーたちだけであり、SPoTでしか感じることのできない、強く張り詰めた緊張感がコンテスト会場を包み込んだ。

 

予想通り池は完璧なランを決め、熾烈なセミファイナルのセッションを1位で終える結果を残した。ファイナルでは、激戦を勝ち抜いた上位12人のライダーたちの熱気が更に上昇。エネルギッシュな大観衆たちはライダーたちが繰り出す完璧なランやテクニカルなトリックに対し、かつてないほどの大声援を送っていた。

ファイナルランの3本目、池は難易度の高いトリックを次々と繰り出した。ヒールフリップF/Sボードスライドでレールを下り、レッジでのF/Sブラントスライド、B/SノーリービッグスピンリップスライドとF/Sノーリーヒールフリップリップスライドでピラミッドレールを下り、ギャップからカーブカットレールでのB/Sノーズブラントスライド、ビッグレールでのノーリーキャバレリアルリップスライド、ボウルコーナーにおけるF/Sノーズグラインドを披露した後、ギャップすれすれのビッグスピンF/Sノードスライドで巨大ピラミッドレールを滑り降りた。この結果、日本から参加して優勝を飾った根附海龍(ねつけかいり)に続き、僅差で2位を獲得した。

 

SPoTでのイベントに詰め掛けた観客たちは、CONSコンクリートジャムとして知られる毎年恒例のボウルスケーティングのコンテストを大いに楽しんだ。ライダーたちはキャッシュ・フォー・トリックのセッションに参加し、4,000ドルの賞金を獲得しようと、己の限界を超えたトリックに果敢に挑戦していた。この壮大なイベントが終了すると、モンスターアーミーがヤンコーを招いた。ヤンコーは、高速F/Sスミスグラインドでバンクを切り返し、ドアウエイを越えながらアーリーウープ5-0グラインドをメイクし、巨大なF/Sエアからディザスター、エクステンション上でのアーリーウープB/Sリップスライド、そして度肝を抜くインディノーズピックを壁に囲まれたボックスのエクステンション上、リップから6フィートの高さで見事に成功させた。ヤンコーは、インディペンデント・ベストトリックのイベントでも大胆なトリックを披露した。バンクから壁にかけてオーリーで滑りながらクオーターパイプに向かって障害物全体をB/S 50-50で移動し、上方のウォールレッジでB/Sボンレスをメイクした。

 

更に今回、2名の新たなモンスターアーミーのチームライダーがTampa AMに出場し、鮮烈なランを披露した。わずか13歳、最年少の競技スケートボーダーとして、ブラジルの新星フィリペ・モタ(Filipe Mota)は16位でファイナルを終えた。モタは、ハバレッジでのキックフリップB/Sテールスライドショービット、ピラミッドレッジでのF/Sブラントスライド、ねじれたレール上でのフィーブルポップオーバー、さらにビッグスピンF/Sボードスライドとビッグレール上でのヒールフリップF/Sボードスライドのメイクに成功した。モタは、ビッグフリップF/SボードスライドショービットでAフレームレールを滑り降り、多額のキャッシュ・フォー・トリックの賞金を獲得した。

 

もう一人は才能溢れる13歳のライダーが日本から参加した。東京出身、モンスターアーミーの池田大暉(いけだだいき)だ。池田は、ビッグピラミッドの上で360フリップを完璧にメイクした。池田はX Games Minneapolis 2019のジュニアストリート部門で金メダルを獲得しているスケート界の天才児であり、キャッシュ・フォー・トリックでも賞金を手にした。我々は、ジュニアクラスをはるかに超えたレベルのトリックを次々とメイクする2人の若きライダーから今後も目が離せない。モンスターエナジーのチームライダーであるブラジル出身のガブリエル・フォルチュナト(Gabriel Fortunato)はファイナルでの入賞を惜しくも逃したが、ビッグボックス上の360フリップ、ボックスレッジでのBS180から50-50、およびピラミッドレールでのB/S270リップスライドのメイクに成功し、大勢の観客を沸かせた。

 

ここでもう一度、Tampa AM 2019に参加し、華麗なトリックを披露したすべてのアマチュアスケートチームに大きな祝福を送りたい。次の世代に大活躍するであろう若きニューウェーブが未来を明るく照らしている!

 

今回のTampa AM 2019のセミファイナル及びファイナルの様子は、WEBキャストでライブ配信された。もしこれらを見逃している場合は、SPoTのYouTube公式チャンネルで全編の視聴が可能だ。ぜひチェックしてみてほしい。

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