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Jonathan Rea at the 2019 WorldSBK French round: World Champion
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WORLD SBK 2019 - ジョナサン・レイ、2019年シーズンのチャンピオンを獲得し、史上初の5連覇を達成

Oct 032019

 2019年シーズン全13ラウンドのうち第11ラウンドとなるスーパーバイク世界選手権(SBK)マニクール戦で、ジョナサン・レイ(Jonathan Rea)が2位にコンマ数秒の僅差をつけて優勝。この瞬間、レイの史上初のSBK5連覇が決定し、カワサキファクトリーチームは歓喜の渦に沸いた。文字通りの「ハイ・ファイブ」(ハイタッチ)が飛び交い、チーム全員で健闘を称え合った。

ここまで4度の世界チャンピオンのタイトル獲得をしているレイは、自身の優勝と、最大のライバルであるアルバロ・バウティスタ(Alvaro Bautista)のリタイヤにより、タイトル獲得の連勝記録を5回に伸ばすことに成功した。今シーズンのSBKは、アルゼンチン戦とカタール戦の2ラウンドを残す中、最終戦を待たずして、レイは優勝パーティーを迎えることとなった。

今年のスーパーバイク世界選手権は、レイが優勝候補筆頭と目され、期待の通りの結果となった感もある。しかし、いざ開幕を迎えると、カワサキファクトリーチームにとっては、予想外のシーズンの幕開けだった。MotoGPからSBKに転向したスペイン出身のバウティスタが新しいドゥカティV4を操り、圧倒的な速さで初戦から連戦連勝を飾る。レイとチームクルーたちは序盤の3ラウンドでは、スペイン出身のバウティスタが正確無比に操る真紅のマシンのリヤタイヤを遠くから眺める以外になす術がなかった。

 

チャンピオンシップは当初、バウティスタの手中に収まるものと思われたが、バウティスタはミスを犯し、その一方で、レイは持ち前の堅実な走りを前面に押し出してフルスロットルで駆け抜けた。実際、チャンピオンとなったレイは、へレスで行われた第6戦スペインラウンドのレース2での2位を皮切りに、第7戦ミザノでは1位、5位、1位、第8戦ドニントンでは1位、1位、1位の完全勝利、第9戦ラグナセカでは1位、1位、2位、第10戦ポルティマオでも1位、1位、2位、そして今回の第11戦マニクールでは2位、2位、1位と着実に好成績を収め、序盤にバウティスタが築いたアドバンテージを切り崩し、最終的に歴史に名を残す史上初の5連覇を成し遂げた。

 

「僕はとても幸せだ。今日まで試練の連続だったけれど僕らはついにやり遂げたんだ。」レイは、2019年シーズンの12勝目とレースキャリア83回目の勝利をフランスで祝った後、そう語った。「シーズンの最初は本当にタフだった。僕らは打ちのめされてばかりいたからね。でも、このチャレンジを受け入れて、レーストラックの外でもチーム全体で努力することによって僕らは強さを維持した。沢山のチャンスに恵まれて、多くのレースで勝つことができたよ。」

「ここでタイトルを勝ち取ることは、僕の長年の夢だった。4ラウンドが終了した時点で、僕にチャンピオンになる気があるのかどうかを質問していたら、僕は君の手に噛みついていたと思う。昨日のレースは本当に混沌としていて、ポイントの状況がどうなっているかを理解しないまま今日を迎えたから、終日緊張していたんだ。この週末までの僕の目標は、現実的にはアルゼンチン戦でチャンピオンのタイトルを勝ち取ろうとすることだった。そうすれば、カタールにプレッシャーを持ち越さずに済むからね。だけど、今日、また別のチャンスが訪れた。昨日に比べて今日の方がバイクの調子が少し良くなっていると感じたのさ。」

 

「カワサキ、チームのみんな、僕のスポンサー、家族、すべての友人たち、そして僕のそばにいる全員に心から感謝している。僕は今、みんなから拍手喝采を受けているけれど、これはチームの多大な努力の賜物だ。このポジションにいることができて僕はとても幸運だと思う。」

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