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Paulo Goncalves at the 2019 Dakar HRC Shoot
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2019年ダカールラリー: 第41回大会がついに開幕

Jan 112019

 第41回ダカールラリーがついに開幕した。ダカールラリーは世界で最も過酷を極めるレースとして有名だが、今回の第41回大会はコースの総走行距離が短縮され、その大半が走る者をひるませるような厳しい砂地で構成されたペルー国内で開催され、長いダカールラリー史の中で最も熾烈な争いが展開されるであろうと予想されている。

160台を越える二輪車と四輪車が1月6日、スタート地点のリマを出発した。今回の第41回ダカールラリーでは、モンスターエナジー・HRCチームやエイドリアン・ヴァン・ベヴェレン(Adrien Van Beveren)を擁するヤマハなどが先頭に立って10日間の手に汗握る心臓破りの競技に挑む。レースの「70%」がペルーの砂地を走行することになる。過酷な砂漠地帯を走る者たちは皆、水分の枯渇に苦しみ、方向感覚を失い、途方に暮れるという。大会には「マラソン」ステージも設けられ、およそ3,000キロのタイムアタック区間では分秒を争う厳しいレース展開が待ち受ける。

モンスターエナジー・HRCチームは悲願の総合優勝を渇望している。同チームは過去数回のダカールラリーで表彰台の頂上へ肉薄した強豪メンバーを揃える。2018年は結果として負傷のために欠場を余儀なくされたが複数のステージで優勝を飾った最も著名なスペイン出身のホアン・バレダ(Joan Barreda)と2016年からダカールラリーに参戦し、昨年のダカールラリーでは総合2位に入ったアルゼンチン出身、ケビン・ベナバイズ(Kevin Benavides)だ。今年、バレダとベナバイズの両名に加え、ラリー経験が豊富なポルトガル出身のパウロ・ゴンサルヴェス(Paulo Gonçalves)、アメリカ出身の実力者リッキー・ブラベック(Ricky Brabec)、底知れぬ可能性を秘めたチリ出身のナッチョ・コルネホ(Nacho Cornejo)らが同チームに集結し、強力な布陣が築かれた。

 

一方、砂漠の野営地の向こう側では、ダカールラリーへの参戦がこれで4度目となるヴァン・ベヴェレンが捲土重来、優勝の機会を虎視眈々と狙っている。2018年、フランス出身のヴァン・ベヴェレンは、中盤まではレースをリードしていたが、全14ステージ中の第10ステージで非常に不運なクラッシュを喫し、途中棄権の憂き目に遭ってしまった。その「エイドリアン・ヴァン・ベヴェレン」もまた、不動の強さを誇るチャンピオンであるKTMの打倒を目指す手強い優勝候補の1人だ。

 

四輪と二輪の両部門が設けられ、男女問わず最高峰のレーサーが参加する孤高のダカールラリーは唯一無二の存在である。ダカールラリーにはモータースポーツが持つ究極の魅力が満載だ。この魅惑のダカールラリーは、南アフリカの奥地にてあと数時間後、熱戦の火ぶたが切られる。

 

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