
FIA世界ラリークロス選手権2019年シーズンの最後から2番目となるラトビア戦が先週末、リガで開催された。チャンピオンシップを賭けた過酷な戦いの場は残すところあと1戦のみとなり、その舞台はヨーロッパを離れ、南アフリカへ向かうこととなる。
モンスターエナジーRXカルテルのアンドレアス・バックラッド(Andreas Bakkerud)は、今年のポイント争いのライバルであるティミー・ハンセン(Timmy Hansen)をわずかに2ポイント上回ったランキングポジションでこの週末のラトビア戦に臨んだ。そして、過酷なレースが何本も詰め込まれた2日間のアクションが始まった。ノルウェー出身のバックラッドは、予選をトップで通過し、セミファイナルでは勝ちを収め、ファイナルでは3位を獲得した。その結果、スウェーデン出身のライバル、ハンセンがわずか1ポイントの差でバックラッドを上回ったものの、勝負の行方は全く予断を許さない状況だ。