
YAMAHA FACTORY RACING TEAMの中須賀克行が最終戦の2レースを独走で制して、シーズン最多となる5勝を記録。中須賀のチームメイト野左根航汰はレース1で3位に入ったが、レース2では3番手を走行中にコースアウトしてしまい、レース復帰するが10位となった。
予選でレース1、レース2ともにポールポジションスタートとなった中須賀。野左根も中須賀のスリップストリームを利用しタイムを上げてレース1、レース2ともに2番手スタートとなった。
レース1は8周の超スプリントレースだが、ウォームアップラップの西ストレートで1台のマシンがストップしてしまい赤旗が提示されてスタートはディレイ。ライダーはグリッドにマシンを並べたままスタートは仕切り直しとなったが、そのスタートで中須賀はタイミングよく飛び出すとホールショットを奪い、2周目からはラップタイムを2分5秒台へと上げた。これにはどのライダーもついていくことはできずに見る間に独走体制を確立。オートポリス、岡山国際に続いて3連勝を達成した。