


ジョン・ジョーンズ、UFC 309でスティペ・ミオシッチを破る!
モンスターエナジーファイターである ジョン・ジョーンズが、スティペ・ミオシッチを破り、UFCヘビー級世界王座の防衛に成功した。
王者、君臨!土曜日の夜、ニューヨークシティで開催されたUFC 309で、ジョン“ボーンズ”ジョーンズがスティーペ・ミオシッチを破り、UFCヘビー級世界王座を防衛したことを祝福したい。メインイベントで、ジョーンズ(Jon Jones:ニューメキシコ州アルバカーキ出身 37歳)は、3ラウンドで見事なノックアウトを収めた。さらにジョーンズは、UFCのパフォーマンス・オブ・ザ・ナイトボーナスとして5万ドルの賞金を獲得した。
UFC 309:ジョーンズ対ミオシッチは、マディソン・スクエア・ガーデンで2万人以上の観客を動員し開催された。メインカードの5試合は、政治家、俳優、ミュージシャンなど、多くの著名人が観戦に訪れた。
モンスターエナジーのジョーンズ(28勝1敗0分1無効試合)は、UFCヘビー級世界王座の初防衛戦のためにオクタゴンに足を踏み入れた。ジョーンズはUFCライトヘビー級王者を2度獲得し、2023年3月のUFC 285でシリル・ガーヌを破り、ヘビー級タイトルを獲得した。
ジョーンズの対戦相手である、42歳のアメリカ人ファイターミオシッチ(20勝5敗)は、元UFCヘビー級王者であり、二度の戴冠経験を持つ。直近の試合では、2021年3月のUFC 260で、フランシス・ガヌーに敗れてベルトを失った。土曜日の夜は、彼にとって王座奪還のラストチャンスだった。
試合開始から、この注目度の高い戦いは、ジョーンズがプレッシャーをかける展開となった。際立った場面では、ジョーンズが第1ラウンドでミオシッチをキャンバスに倒し、トップポジションから破壊力抜群の肘打ちを連打した。ミオシッチはダメージを吸収し、第2ラウンドの猛攻を耐え抜いたが、ジョーンズは試合を圧倒的に支配し、第3ラウンドには強烈な右ストレートを叩き込んだ。
ジョーンズは第3ラウンド残り1分間際で勝利を確実なものにした。ケージの端にミオシッチを追い詰め、強烈なスピニングバックキックをボディに叩き込んだ。ミオシッチが苦痛に崩れ落ちると、ジョーンズはトップポジションから強烈パンチを連打し、レフェリーが第3ラウンド4分29秒で試合をストップ。ジョーンズはTKOで勝利し、タイトル防衛に成功した。
UFC 309での勝利後、ジョーンズは「偉大なアメリカ人チャンピオンであることを誇りに思う」とコメントを残し、対戦相手について聞かれると、「彼は本当にタフだ。粘り強い。かなり強烈な打撃を当てたが、彼はただ前に出続けた」と語った。
試合後、ジョーンズは引退の噂について触れ、「もしかしたら引退しないかもしれない!」と語った。ジョーンズは、UFCの承認が得られれば、次の対戦相手としてトム・アスピナルを指名した。
MMA史上最高のパウンド・フォー・パウンド(階級を超えた強さ)ファイターの1人であるジョーンズは、UFCでの最多王座戦勝利数と、ライトヘビー級タイトル防衛最多記録を保持している。ジョーンズがその伝説を今後どのように築き上げていくのか、注目だ。
