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Thursday practise shots from Gymkhana Grid 2018 in Johannesburg, South Africa
NEWS

Gymkhana GRiD 2018 - 斎藤太吾とヨハン・クリストファーソンが南アフリカで圧巻の勝利を記録

Dec 052018

 真っ赤な夕陽がヨハネスブルクに沈む頃、レースの興奮は最高潮に達し、タイヤからのスモークはこれまでにないほど厚く高くもうもうと立ち昇った。Gymkhana GRiDで激しい戦いに臨む者に、全速力で走るための完璧な術など何もない。さらに、1,000馬力を超えるモンスター級のレースマシンが、専用に設けられたコースで大接戦を繰り広げる様相は、Gymkhana GRiD以外の他のモータースポーツでは絶対に見られない。その戦いの白熱ぶりは、コンマ数秒の僅差で勝敗が如実に表れている。

Gymkhana GRiDはモータースポーツシリーズの中では他に類を見ないほどパドックのレギュレーションが簡素だ。才能のあるレーサーがトラック上で真の実力を発揮することになる。視界を遮っていた煙や埃が薄れると、タイヤのゴムを燃やし尽くして並みいるライバルたちを縁石の向こう側へ打ち負かし、己の名前をGymkhana GRiDの殿堂に刻んだ勇者の姿が、2つの表彰台に浮かび上がった。

日本のドリフト界の伝説である斎藤太吾は、1,000馬力を誇るコルベットから雷鳴のような咆哮を轟かせ、GRiDに新たな意義を刻み込んだ。V型8気筒エンジンを積んだモンスターマシンを、戦慄の目まいが起きるほどに障害物の周りを正確に疾走させた38歳の斎藤は、地元のドライバーであるラノ・バーナード(Rano Barnard)、モンスターエナジー契約ドライバーのディミトリ・イルユーク(Dmitriy Illyuk)やスティーブ・“バグシー”・ビアージョニー(Steve Baggsy Biagioni)、さらにはジェイソン・ウェブ(Jason Webb)らに次々と競り勝ちながら着々とラップタイムを詰めていき、そしてついに表彰台の栄光を勝ち取った。

リヤホイールドライブ(RWD)クラス:
1位 - 斎藤太吾
2位 - ジェイソン・ウェブ
3位 - ルーク・ウッドハム

オールホイールドライブ(AWD)クラス:
1位 - ヨハン・クリストファーソン(Johan Kristoffersson)
2位 - ペター・ソルベルグ(Petter Solberg)
3位 - オリバー・ソルベルグ(Oliver Solberg)

HIC(Head Hoonigan In Charge)のケン・ブロック(Ken Block)は、1,400馬力の出力を誇るフォード・マスタング・フーニコーンRTR V2の大音響を轟かせ、スモーク&スタイルクラスでの斎藤太吾との壮絶な最終戦を終えて語った。「またここ南アフリカでレースができてとても嬉しいよ。スモーク&スタイルクラスでの最終走の間ずっと、火花とタイヤの燃えカスがヘルメットのバイザー目掛けて飛んできて、ただひたすらアクセルを踏み続けたんだ。それがGymkhana GRiDのすべてさ。この週末、GRiDのコースで太吾がコルベットで披露した驚くべきスライドは素晴らしかったよ。太吾のドライビングは群を抜いてクリーンで、完全に計算されたものだったからね。まさに勝者にふさわしいよ。ジェイソン・ウェブにも、とてもわくわくしたな。セミファイナルでルーク・ウッドハムに勝ったことは、良い意味で期待を裏切ってくれたよ。もう一度言うけど、GRiDというレースが本当に面白いのはこういうところなんだ。如何に適切に車をコントロールするかが全てで、最大出力が問題なのではないんだ。たった1つのミスで結果はどちらにも転び得るのさ。

 

オールホイールドライブクラスでは、壮絶な父子の勝負があった。オリバーとペター・ソルベルグ戦さ!オリバーは素晴らしい息子だね。非凡な才能がある。Gymkhana 10やGymkhana filesでオリバーと一緒に走るのはとても楽しかったよ。間違いなく彼は素晴らしい才能を持っているし、明るい未来が眼前に広がっているよね。ドライビングの全体的な質も向上している。単に地元のレースに参戦して走るレベルから、何度も世界チャンピオンになれるレベルへと大きく成長したよ。GRiDを暖かく受け入れてくれた全てのドライバーとファンのみんなに深く感謝したい。そして、この素晴らしいショーを実現するために一生懸命取り組んでくれたモンスターエナジーと、我々を歓迎してくれたここカーニバルシティーの会場などの企業や地元の南アフリカの人々にお礼を言いたいな。また近いうちに必ず戻ってくるつもりだよ!

そして、発表したい最後のビッグニュースは、2019年のGymkhana GRiDは舞台をヨーロッパに再び移し、タイヤスレイヤー・ツアーを実施する、ということだ。2年連続で南アフリカのターマック路面を傷めつけたGymkhana GRiDが、来シーズンそのルーツとなる地であるヨーロッパに復帰するとなれば、当地の人々にGRiDの醍醐味を存分に味わわせてくれることだろう。カーニバルシティーでのGRiDの全リザルトをチェックするには、ここをクリックせよ。

自分とコルベットの速さを証明するためにGymkhana GRiDに参加して、きちんとやり遂げることができました!試合の間、クルマのトラブルで最後まで走り切れるか不安だったのですが、僕もチームのみんなも多少神経質になっていました。最初はデフが壊れて自分で空き缶を切って挟んで修理したし、さらにレース本番の朝にハンドブレーキも壊れて一瞬途方にくれていました。だけどモンスターエナジー契約ドライバーのジェイソン・ウェブのお父さんが助けてくれました。本当に感謝しています。地元に精通した彼の知恵を借りることができたからこそ、最後までレースを続けることができたと思います。同時に、大勢のモンスターエナジーのアスリートたちと一緒にレースに参加できてとても楽しかったです。バグシーに会ったのもバトルドリフト2の撮影以来、久しぶりだったので、競技で走る彼の姿も観れてとっても楽しかったです!セミファイナルでバグシーと接戦を繰り広げた時、実際にはボールに当たるセクションまではバグシーのほうが僕より速かったんです。だから一瞬パニックになったけど、どうしてもバグシーには勝ちたいと思っていました!最終的にはGymkhana GRiDへ初めて参加して、優勝できたからとても嬉しいです。ドリフトとは全く違うレースでした。心の底からドライビングを楽しむことができました。スモーク&スタイルクラスの競技はこれも一味違って本当に面白かったです。自分の持ち味であるドリフトを思いっきり取り込んで1コーナー目から最後までクルマを左右に滑らせて会場を白煙でモクモクにしました。だけど良いタイムを出すためには、極めて精緻かつ正確なドライビングが必要で、僕のコルベットの全能力を引き出すには一筋縄ではいかなかったですね!

今日起きたことが信じられないくらいさ。バトルを勝ち進んでいくたびに次の対戦相手が決まって、その相手の名前を見て、喜びを隠し切れないほどだったよ。ルークとのバトルは特に面白かったな。ルークがペナルティを受けたのは残念だったけれど、僕は細心の注意を払ってクリーンなドライビングに徹したからこそバトルに勝つことができたと信じてやまないね。スモーク&スタイルクラスの演技でケンと太吾と一緒に運転したいという夢が叶ったよ。本当に素晴らしい週末だった。国際的に有名なドライバーやメディアが南アフリカに集結すれば、ライブストリーム配信やテレビの放映がモータースポーツシーンを盛り上げるために一役買っていることは間違いないよね。今回この南アフリカには、非常に多くの才能あふれるドライバーたちが一堂に会した。重要なことは、ちょうど今週末のように、そういったドライバーたちを海外でレースに参戦させて国際的な才能を開花させることだね。GRiDに関わったすべての人たちに心から感謝の意を表したいよ。本当に素晴らしかった!

1年が経って、またGymkhana GRiDが戻ってきたのは素晴らしいことさ。会場の誰もが感銘を受けたに違いないね。僕も心から感銘を受けたよ。そういうものさ。そうだろう?太吾、優勝おめでとう。君は素晴らしいドライバーだよ。ジェイソン(・ウェブ)も本当におめでとう。見事なドライビングだったよ。僕は、太吾は本当に速いと常に思っていたけど、太吾が予選で最速タイムを記録した時、かなり驚いたよ。太吾は実に素晴らしい仕事をしたと思う。僕はこの週末、最善を尽くして走った。そして最高の時を過ごした。Gymkhana GRiDは素晴らしいね。タイトルを4回獲得できたのは間違いなく幸運なことだったな。けど僕を信じて欲しい。来年僕はこれまで以上にさらに強く、速くなって戻ってくるよ。僕は、初日から全てのGymkhana GRiDのレースで表彰台を獲得できた。これについては、いまだに誇らしく思っているんだ。このイベントに関わった全てのドライバーとチームに心からおめでとうと言いたい。パドックとレーストラックも最高だったよ。そしてこんなにも激戦続きだったバトルを勝ち抜いてまたこの表彰台に戻って来ることができたのはとても名誉なことだよ。来年のGRiDがもう待ち切れないな!

正直、ここに立つことができて心の底からわくわくしているよ。普段こういう表現は滅多に使わないけどね。ケープタウンでの世界ラリークロス選手権、そして今、ヨハネスブルクでのGymkhana GRiDが僕らを暖かくもてなしてくれたことを本当にうれしく思う。2年連続して勝利を収めることができたから僕は幸せだよ。ペターとバトルした最後のレースでは、ペターが速く走って良いタイムを出して、ちょっと面倒なことになりそうなのが分かったから、喉が渇くほど緊張したよ。チームのみんなに深く感謝したい。本当に素晴らしい仕事をしてくれたね。今とても感情的になっているよ。僕は自分の車をウィルマ(Wilma)と呼んでいるけど、これがウィルマと走る今シーズン最後のレースだから。ウィルマは世界一の優れた車だよ。2年連続の世界ラリークロスのチャンピオン獲得。そして2年連続のGymkhana GRiDでの勝利。これ以上何か望むことがあるかな?

今回も南アフリカはとても素晴らしかったよ。全体の雰囲気、組織的なイベントの運営、そして全てのドライバーたちの情熱。どれをとっても本当に素晴らしい。オリバーが表彰台に立ったことも僕にとっては信じられないほど嬉しいことさ。今回のレースで正面から問題に立ち向かって、双肩にのしかかるプレッシャーを感じながらもレースごとに自分自身をリセットし続けることは、オリバーにとっては、ドライバーとしての本当に大きな試練だったと思う。もしオリバーがボール障害物のクリッピングポイントを外さずに走ったなら、たぶん僕に追い付くタイムを出していただろうな。そのくらい接戦だったよ。データによると、スタートラインから最初のコーナーまでの間にコンマ5秒ほど差があったんだ。これは、単に僕の車がオリバーの車より加速が鋭いというだけで、オリバーの出したタイムを考えれば、そのドライビングはものすごく印象的だよ!オリバーの鮮やかな走りでチームも俄然、勇気づけられた。オリバーのことを誇らしく思う!車の運転ではとても苦労したけど、同時に心から楽しむことができたよ!

素晴らしい週末だったと同時に、ものすごくタフだったよ!表彰台に上がることができてとても嬉しいな。僕の車は速かったけれど、単独の走行ではその速さの100%を発揮することができなかった。バトル中にバッキーの速さに衝撃を受けて、僕は決勝で3位に残る前に車が壊れてしまうのではないかと気がかりだったよ。毎回、バトルのたびにプッシュし続けられるように、集中しないといけなかったんだ。でも、幸いうまくいったし、心からレースを楽しんだよ!モンスターエナジーとすべてのファンに心からお礼を言いたい。GRiDは間違いなく素晴らしいレースだね!

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