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World SBK 2019 - レイ、母国イギリス戦で逆転勝利

Jul 112019

 

 FIMスーパーバイク世界選手権(SBK)の2019年シーズン序盤の3ラウンドは、4度の世界チャンピオンに輝くジョナサン・レイ(Jonathan Rea)の行く手に立ち込める暗雲を感じさせる展開となっていた。MotoGPからSBKへ戦いの舞台を移したドゥカティ・ファクトリーチームのライダー、アルバロ・バウティスタ(Alvaro Bautista)が新型のイタリア製ロケットマシンに乗り、序盤の3ラウンドからいきなり連続で向かうところ敵なしの強さを発揮した。その時、多くのファンがバウティスタのデビューシーズンでの完封勝利すら予測していた。

しかし、今シーズン全13ラウンドのうち8戦が終了した現時点で、状況が劇的に変化し、レイの活躍がひときわ目を引く結果となっている。ライダーズスタンディングのランキング上、一見すると逆転不可能に見えたポイント差を跳ね返し、カワサキファクトリーチームをランキングトップに押し戻すことに成功したのだ。

北アイルランド出身のレイは土曜日、ドニントン・パークに降りそそぐイギリス特有の雨のせいで転倒したライバル、スペイン出身のバウティスタのリタイヤにも助けられてレース1で優勝、さらに日曜日のスプリントレースであるスーパーポール・レースとレース2でも勝利を手にし、2019年初の「3レース完全制覇」を達成した。(今シーズン、SBKの1ラウンドは通常3レースを行い、それぞれ勝敗を競う。)日曜のスーパーポール・レースではレイは2位につけ、先頭を走る以前のチームメイト、トム・サイクス(Tom Sykes)を激しく追い上げた。サイクスはSBK史上、このドニントン・パークで最も多くの勝利を手にしたライダーの1人だ。しかし、スーパーポール・レースは、転倒したバイクからオイルが流出して転倒者が続出して8ラップ目に赤旗中断の決定が下された。運悪くトップを走るサイクスも転倒を喫してリタイヤとなったため、順位が繰り上がり、レイが優勝を獲得した。レース2では、レイは前ラウンドと同様にトルコ出身のトプラク・ラズガットリオグル(Toprak Razgatlioglu)とトップ争いの激しいバトルを展開、僅差で逃げ切ることに成功し、ついに完全優勝を手にした。レイは、本当に驚いたような表情を浮かべ、「この週末、僕はこんな嬉しい結果になるなんて予想していなかったよ」と言った。週末に獲得した3つの勝利によって、レイはランキングトップでバウティスタを逆転し、ポイント差を24とした。

 

今朝のスプリントでは、トム(・サイクス)と激しくバトルしたよ。トムはこのサーキット最速のライダーの1人だけど、僕は、どこでトムが速くて、どこで僕が攻めるべきかを分析しながら走ることができた。残念なことに、レースは終了前に赤旗中断になってしまった。でも、今日の午後のレース2で勝つことができたのは本当に嬉しい。最高の週末だ。トプラク・ラズガットリオグルと競り合うレースになった。トラックのいくつかのコーナーではトプラクが速くて、別の箇所では僕のほうが速かった。とても収穫の多い週末だったね。これからの数レースが本当に楽しみだ。いくつかのレースは、ぼくらが得意とするサーキットで開催されることになるわけだからね。」と、レイは述べた。


レオン・ハスラム(Leon Haslam)もまた、レース1とスーパーポール・レースの2度、3位の表彰台を獲得したことによって、カワサキレーシングチームはさらなる喜びに沸いた。「正直に言うと、トラックの80%では本当に良い感触で走ることができた。でも、唯一、スタート/ゴールエリアの最後の部分だけは少し苦労していた」と、イギリス出身のハスラムは語った。「もし最後の2つのコーナーをもっと攻略できていれば、今日のレース上位2名のスポットを賭けて戦うことができたと強く感じているよ。今日、僕は3位の表彰台を2回獲得し、もう1レースでは5位に入った。だからこうしてここにいることができる。ポイント差も埋めて3位のライダーとは僅差になったし、さらにプッシュしていくつもりだよ。

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