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ZETA DIVISON Interview Photos in Japan 2022.
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世界王者の座をかけた「VALORANT Champions 2022」に挑む、「ZETA DIVISION」Laz選手&XQQコーチインタビュー

Aug 312022

 タクティカルFPSゲーム『VALORANT』の国内シーンを牽引する、ゲーミングライフスタイルブランド「ZETA DIVISION」。

今年4月には国際大会「2022 VALORANT Champions Tour Stage 1 - Masters Reykjavik」(以下、Masters1)に出場し、世界3位に上りつめる歴史的快挙を達成。下馬評を大きく覆し、次々に世界の強豪チームを打ち破っていく「ZETA DIVISION」のシンデレラストーリーは、国内外で大きな注目を集めた。

彼らが次に挑むのは、トルコ・イスタンブールで開催される世界最高峰のトーナメント「2022 VALORANT Champions Tour - Champions」(以下、Champions)。2022年シーズンを締めくくる世界大会のChampionsでは、各地域から集う強豪16チームが世界王者の座をかけて激突する。

このChampionsに向け、ポーランドで1ヶ月にわたるブートキャンプを行う「ZETA DIVISION」のLaz選手とXQQコーチにインタビュー。ブートキャンプにまつわるエピソードや、Championsに向けた意気込みを語ってもらった。

ハイレベルなヨーロッパのチームと練習を重ねる1ヶ月
ーー現在ポーランドで行われている、ブートキャンプの感想を教えてください。

Laz:まず、こうしたeスポーツの海外練習用の施設があることに驚きました。とても過ごしやすくて快適な環境です。ヨーロッパのチームはレベルが高く、いろいろなプレーヤーがいたり、いろいろな戦略があったりして、すごく練習になっていると感じます。

XQQ:時期的に、Championsに出場できなかった大手のチームがオフシーズンに入っていることもあり、さまざまなチームと対戦できる機会があります。中堅チームでも基礎的なレベルの高さを感じますし、そういうハイレベルな環境で練習できて、とても意味のあるブートキャンプになっていると思います。

ーーブートキャンプでは、1日をどのようなスケジュールで過ごしていますか?

Laz:チーム活動は、朝の11時に反省会などの話し合いから始まります。練習試合が始まるのが、14時ごろから。休憩や反省会を挟みつつ、夜の22時ごろに終わります。その後は、それぞれ個人練習をしたり、施設内のジムに行ったり、休んだりして過ごしています。

ーー1日に何試合くらいの練習試合を行っているのでしょうか?

Laz:日によりますが、最近は反省会の時間を増やしているので、1日4試合くらいですね。多いチームだと1日6試合くらい行っていると思いますが、僕たちは反省会を重視していて、話し合いに多く時間を割くようにしています。

ーーヨーロッパのチームと練習できること以外にも、日本での練習との違いがあれば教えてください。

XQQ:日本では、Discordを使って個人間で連絡を取り合い、2マップずつの練習を組んでいくことが多いのですが、ヨーロッパやアメリカでは、練習相手を探すための専用ツールがよく使われています。

そのツールでは、練習したいマップを指定して、1マップごとに相手を探すことができるんです。自分たちがやりたいマップだけに集中して練習できるので、より戦術を高めやすいというメリットがありますね。

オフは週に1日、ポーランドの街や食事を楽しむ日も
ーーブートキャンプ期間中の、オフの日について教えてください。

 

Laz:毎週土曜日を休みにしていて、休みの日は外食に出かけたり、ゆっくり休んだりしています。

 

XQQ:最初の休みの日には、昔の街並みが残るワルシャワの旧市街に行きました。ポーランドは有名なところが郊外に多くて、距離的に1日で行くにはハードなので、近場をいろいろ巡ったりしています。

 

ーーポーランドでの食事はどうですか?

 

Laz:今回は日本から携帯食をたくさん持ってきていて、毎日でもおいしい白米が食べられるので、偏りは少ないですね。ポーランドのご飯もおいしくて、外食のお店もフードデリバリーもあるので充実しています。

 

ーーモンスターエナジーも持って行かれているそうですが、いつもどんな時に飲んでいますか?

 

Laz:少し疲れたなと感じた時とか、集中力を増したい時によく飲んでいます。

 

XQQ:僕は練習の前や、練習の後にいろいろと研究しなければいけないタイミングで飲むことが多いです。

 

ーーモンスターエナジーの中で、一番好きな種類を教えてください。

 

Laz:定番の「モンスターエナジー」が一番好きです。

 

XQQ:僕は果汁系の味が好きで、「モンスター マンゴーロコ」や「モンスター パイプラインパンチ」をよく飲みます。

 

ポーランドでは、日本で売っていないスイカ味の「ウルトラウォーターメロン」という種類があって、それも飲んでいますね。こっちでは、日本では見たことがない種類もたくさん売っていて面白いです。

海外ブートキャンプが実現するほど、大きく変化した環境
ーー海外ブートキャンプの実現は、活動における大きな変化の1つだと思います。eスポーツシーンで10年近いキャリアを持つお二人にとって、取り巻く環境で変わったことと変わらないことについて教えてください。

 

Laz:変わらないことは、ないですね。ゲームに対するモチベーションが変わっていないとか、そういった内面的なものはあっても、環境的にはまったく変わったと思います。

 

最初のころは、みんな学校や仕事に行ったりしながら、寝る前の空き時間にゲームをするところから始まって、フルタイムで活動できるようになって、オフィスやゲーミングハウスに集まってできるようになって……。もう全然違いますね。

 

XQQ:変わらないことと言ったら、モニターの前でキーボードとマウスを握っていることくらいかもしれません。

 

5~6年前は、ブートキャンプをしたくても、自分たちでお金を出すしか選択肢はありませんでした。チームからのサポートによって、国内だけでなく、こうして海外でもブートキャンプができるようになるなんて、以前はまったく考えられなかったことです。

 

ーー活動タイトルを『VALORANT』へ移行された時、Lazさんは「環境的にこれ以上は上に行けないところまで来た」と、ヨーロッパでのブートキャンプの必要性を語られていました。今これを振り返っていかがですか?

 

Laz:それについては、以前活動していた『Counter-Strike: Global Offensive』(以下、CS:GO)と『VALORANT』で、タイトルによる背景の違いもあります。

 

『Counter-Strike』シリーズは昔からヨーロッパで人気が高く、ヨーロッパでは20年以上にわたって、世界中の強いプレイヤーが集まって競い合ってきたんです。なので、『CS:GO』で世界のレベルに追いつくには、ヨーロッパでのブートキャンプが必要だったのですが、その環境を整えるのは難しいという状況がありました。

 

『VALORANT』は国内でもすごく盛り上がっていて、選手として十分に生活できる環境が整っている上に、こうして海外ブートキャンプにも来れるようになって、とても恵まれていると思います。ただ、『VALORANT』でも、まだ地域によるレベル差はあると感じているので、その差が埋まったらいいなと思っています。

 

ーーヨーロッパでブートキャンプをする必要がなくなるくらい、アジアのレベルが上がるのが理想だということですね。

 

Laz:そうですね。それくらい追いついたらいいなと思っています。

 

何年経っても、ゲームに対する向上心は変わらない

ーー取り巻く環境が大きく変化する中、ご自身の気持ちやスタンスで変わったことと変わらないことについて教えてください。

 

Laz:選手としての活動が完全に仕事になったので、他のことは後回しで、大会で結果を出すことを第一に考えるようになったのは、変わったところですね。

 

ゲームに対する向上心は、変わらない気がします。昔から強いものが好きで、学校の友達と一緒にゲームを遊んでいたころから、時々とんでもなく強いプレイヤーとマッチすると、「この人すごいぞ、どうやったらこうなれるんだ?」って。プロになる前からずっと、上手い人の真似をしたりしていたので、そういうところは変わらないなと思います。

 

XQQ:僕が選手として活動を始めた時は、Lazさんと同じように、自分ができないことをやっている人たちを見て、自分もそのレベルに追いつきたくて、動画を見たりしながら研究していました。

 

ただ、僕は早い段階で壁を感じて、これ以上を目指すには自分の力だけでは足りないと思い、コーチの立場にまわったんです。そこからは、もっと選手たちの力を発揮させられるように、より高いレベルに引き上げられるように、という考えに変わりました。

 

変わっていないのは、楽しいことや面白いことを求めているところ。ゲームの戦術であれば、人と被らないような新しい作戦を考えたりとか。そういう部分は、あまり変わっていないと思います。


モンスターファミリーの一員として、やってみたいこと
ーー数多くのアーティストやアスリートが名を連ねる“モンスターファミリー”の一員として、これからモンスターエナジーと一緒にやってみたいことはありますか?

 

XQQ:僕はヒップホップが好きなので、モンスターエナジーの新商品が発売されるたびに、ヒップホップ関連のMVとしてタイアップソングをよく目にしていたんです。

 

例えば、「モンスター マンゴーロコ」ならJP THE WAVYさんの「Mango Loco」、「モンスター パイプラインパンチ」ならKOHHさんの「I Think I'm Falling」など、自分の好きなものと好きなアーティストとのコラボレーションを見て、ずっと親近感を覚えていました。

 

モンスターファミリーとして今後、もしイベントなどでご一緒させていただけるような機会があったら、すごく嬉しいですね。

 

Laz:具体的なアイデアは思い浮かばないのですが、モンスターエナジーさんと一緒にゲームのシーンを盛り上げていけたら嬉しいです。

2022年の集大成、世界の強豪が集うChampionsに挑む
ーーまもなく開幕するChampionsに向けて、意気込みをお願いします。

 

Laz:Championsは、今年の集大成となる大会です。ここ一番の本当に大切な大会なので、自分たちのできる限りを尽くして頑張ります。

 

XQQ:ポーランドでのブートキャンプは、とても良い環境で練習することができました。とはいえ、Championsに出場するのは世界の強豪チームばかりで、そう簡単にはいかないと思います。この1ヶ月、そしてこれまでの1年間で得た知見を活かして、裏方としてできることは何でもやります。あとはベストを出すだけだと思っています。

 

ーー前回のMasters1には、「まずは1勝」という気持ちで挑まれていたと思います。世界3位という結果を経て挑む今回、気持ちの面での違いはありますか?

 

Laz:Masters1で世界3位まで勝ち進むことができて、その中で勝つためにはどんなことが必要なのか、どれくらい強ければいいのかといったことを、肌で感じることができました。わからないところを突き進んでいく感覚というよりも、勝ちに対する具体的な感覚がつかめてきたところが、前回と違っていることは間違いないです。

 

ーー最後に、応援するファンの方々へメッセージをお願いします。

 

Laz:皆さん、いつも応援ありがとうございます。自分たちのできるところまで頑張りたいと思っていますので、応援よろしくお願いします。Championsを楽しんでいただけたら幸いです。

 

XQQ:目の前の1試合1試合を全力で戦いながら、できるだけたくさんの試合をしたいと思っています。今回もMasters1の時のように、また皆さんに寝れない日々を送ってもらえるように、最後まで頑張って戦います。応援よろしくお願いします。

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